- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872577952
作品紹介・あらすじ
『連れてこい。俺の花嫁を、ここへ』少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。さまざまな想いが交じりあう中、華鬼の残酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていくが…。
感想・レビュー・書評
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描写が綺麗でした・・・
最初は絵に惹かれて、描写に惹かれて、
華鬼の不器用さに惹かれて・・・(笑)
華鬼がどう変わっていくのかと目が離せなくて
一気に読み切ってしまった作品でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お母さんの本当の気持ちを聞いて涙。
今までは神無目線から語られていた為
お母さんが学校へ来た時は正直驚いた。
母親はやっぱり母親なんだな、って思った。
すごく素敵な家族愛だった。 -
イラストがとてもきれい!!
カズキヨネさんの、モノクロの挿絵は初めて見たので新鮮でした。
薄桜鬼を先に知っていると、キャラ被っている感が強いんじゃないかと思います。
大分加筆されているようなので、web版を読んだ方も読んでみては?イラスト入りですし^^ -
最初に見かけたのは、WEBで。
そして書籍にうなっているのを知らず、本屋でカズキヨネさんの絵に感動して、即買!
読んでみると、WEBで見た内容で吃驚!
カズキヨネさんの美麗イラストと、物語の世界観がぴったりあってて嬉しかったです!
2巻目も続けて読みます! -
『連れてこい。俺の花嫁を、ここへ』少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。さまざまな想いが交じりあう中、華鬼の残酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていくが…。
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再読。なのに、面白い。うるっとくる。
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やっぱり梨沙さんの描く文はどこか儚さと高潔さを感じさせてくれますね
“そういうシーン”でさえも俗にいう携帯小説とは違う安っぽさを感じさせない(一概には言えませんが)どこか一本筋が通っていて綺麗です
さて内容はというと、相変わらず華鬼は他者を拒絶していて神無ちゃんがまだまだ辛そうです
けれどお母さんの真意を知れて良かったのではないでしょうか
最初はただ何かを喚いているおかしな人と思っていたのですがきちんと“お母さん”だったんですね
それだけに華鬼のみならず幸せな妊婦に16歳になった娘を寄越すなら助けてやるなんて脅すなんて――どんな鬼畜ですか!
よって今現在わたしの中では三翼の二翼(水羽と光晴)推しです -
イラストに惹かれて読んでみた。思いのほか面白くてよかった。