病む (シリーズ人間科学5)

制作 : 山中浩司  石蔵文信 
  • 大阪大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872596229

作品紹介・あらすじ

「病む」にまつわる人間科学の各アプローチにより、人間と人間社会にとっての普遍的な問題としての「病むこと」の意味を見出す。医学、哲学、霊長類学の立場から病むことの意味、生きることとの関連について論じた上で、臨床心理学、臨床哲学、社会福祉学、医療人類学の立場から様々な治療や癒やしの制度について、それらが「病」や社会にとって持つ意味について論じる。さらに、人類学と社会学の立場から、「病むこと」と社会の間に生じる様々な関係、社会における「病気」の意味について論じることで、「病むこと」とそれに向けられる社会制度と社会のまなざしが、人間社会における普遍的で不可分な重要性をもつことを明らかにする。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。1988 年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。
1990 年大阪大学教養部講師。1995 年ベルリン自由大学社会学研究所客員研究員。1996 年人間科学部助教授。2000 年大阪大学大学院人間科学研究科助教授。2010年から同教授。社会思想史、科学思想史を経て、科学社会学、医療社会学を専門とする。2009 年から、大村英昭氏(故人)、伊藤公雄氏、石蔵文信氏、阪本俊生氏らと「生き方死に方を考える社会フォーラム」を主催、2012 年より希少難病患者の聞き取り調査も継続している。

「2020年 『病む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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