暴力の政治民族誌 ー現代マヤ先住民の経験と記憶ー

著者 :
制作 : 装画ー山福朱実 
  • 大阪大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872596977

作品紹介・あらすじ

中米グアテマラ高地のマヤ系先住民の1960~2000年代の経験による政治民族誌。
1847年グアテマラ共和国成立後、1944年の革命を経て、現代までに、彼らは政治的・経済的な影響に直面してきた。
なかでも内戦期(1961‐1996)の筆舌に尽くし難い暴力経験、葛藤にともなう変化が彼らの語りで再現される。
希少なラテンアメリカ地域研究の「政治民族誌」として政治暴力の研究手法にも扉を開く。

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  • 『暴力の政治民族誌――現代マヤ先住民の経験と記憶』
    著者:池田光穂
    装画:山福朱実  
    版型:A5判 368ページ 上製
    定価:5900円+税
    ISBN:978-4-87259-697-7 C3031
    発行年月:2020年07月

     中米グアテマラ高地のマヤ系先住民の1960~2000年代の経験による政治民族誌。1847年グアテマラ共和国成立後、1944年の革命を経て、現代までに、彼らは政治的・経済的な影響に直面してきた。なかでも内戦期(1961‐1996)の筆舌に尽くし難い暴力経験、葛藤にともなう変化が彼らの語りで再現される。希少なラテンアメリカ地域研究の「政治民族誌」として政治暴力の研究手法にも扉を開く。 
    http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-697-7.html

    【簡易目次】
    第1章 人種と政治
    第2章 伝統祭祀と社会
    第3章 先住民共同体と経済
    第4章 暴力の語りと証言
    第5章 政治的暴力の諸相
    第6章 先住民表象と国家
    第7章 移民と難民 
    第8章 経済開発の寓話
    第9章 地方分権と先住民
    第10章 地方政治における紛争
    第11章 フィールドワークを通して考えること 

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著者プロフィール

大阪大学COデザインセンター教授・センター長。
専門は文化人類学、医療人類学、中米民族誌学、コミュニケーションデザインなど。
著書に『実践の医療人類学』(世界思想社、2010年)、『看護人類学入門』(文化書房博文社、2010年)、編著に『認知症ケアの創造』(雲母書房、2010年)、『コンフリクトと移民』(大阪大学出版会、2012年)など。

「2020年 『暴力の政治民族誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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