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- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872750935
感想・レビュー・書評
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まあなんとも自分の性向というか趣味に合致するなあと、何度読んでも思う。
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古代ローマの都市の再構成に興味があり少しずつ読んでいる。 フロイトの発言がいちいちおもしろく、本書はそれに関するさまざまな情報を結びつけながら説明してくれてすごく勉強になる。
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残学ゆえ咀嚼できない部分は流しつつも、著者から放出される都市への愛という熱量に刺激され無我夢中に読んだ。都市の表象における寓意を捉え、その歪みに露呈する都市の無意識を発掘する。と平たく書けば味気ないが、様々な事象やベンヤミンを主とした様々な引用が導く解析を読み進めるうちに、朽ちゆく都市の裏側に朧ろにも“見えない都市”が浮かび上がり、ファンタスティックな倒錯に覆われる。理解を深めるには最低限ベンヤミンは必読(読んだことないわけではないけれど浅い)。あとシュルツの解釈が面白かったので『肉桂色の店』を再読したい。
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SFをもとに磯崎新の「未来都市は廃墟」というイメージに肉付けしていく。
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