- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872751581
感想・レビュー・書評
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新しい建築の様式を模索する✨
平田晃久のコンセプト、藤本壮介の自然体な建築の作り方が参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(111210)
各建築家が話し合いながら与えられた課題に対して各々の回答をしているといった感じ。 -
伊東豊雄と3人の若手建築家・構造家(藤本壮介・平田晃久・佐藤淳)による、青山病院跡地を舞台にした都心再開発の仮想プロジェクト本。
建築以外の専門化との議論も踏まえて、東京が向かう風景に対する視点を作ろうとしてます。
正直、最初に手に取ったとき見た「風景」に対する共感はまったくといっていいほどなし。しかし、読み進むにつれ、同じような問題意識であることがわかり、解釈の方向には共感を覚えました。
最終アウトプットにするときのプレゼン力は、さすがと思う部分が多々ありました。自分だったら、もう少し周辺の建築ボリュームに対してなじませてしまうような解を作りそうですね。たぶん、中途半端に。
最後のほうは、「木」や「山」のような集落を形成するコミュニティというのはどんなもんだろうかと、ぼんやり空想しながら楽しんで読めました。オススメです。 -
今までにない原理で建築を解くとどうなるかの試み。実際に建設されるものではなくあくまで計画なのでぶっとんでる点もあり面白い。各設計を佐藤淳が構造的に実現するためにどうするか考察している点や、植物の専門家など、建築のフィールドから離れた人との会談を通して新たな原理が求められている点がよかった。
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11月1日熊日読書欄。布野修司評。