「お先に失礼!」する技術 「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意
- WAVE出版 (2005年6月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872902235
感想・レビュー・書評
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"「お先に失礼!する技術」この本を手に取るかどうするか迷った。この題名から私は、いろんな誘いを断り、自らの時間を作る人を目指した本かと思ったからだ。
読んでみると、要はサラリーマンが定時で退社するためには、やることをしっかりやったうえで帰宅することが大事で、そのための工夫を紹介している本だった。職場の歓送迎会(飲みの席)などでも、早く帰るためにしておくことなども紹介しているのが、ユニークなのかな?(私的には、この部分は賛同しかねるが)
瑣末なことから、なるほど!とうなるものまでの技術?が紹介されていた中で、ひとつ素晴らしいと思ったものをあげるとすれば、下記のものかな。
会議を映画のようにプロデュースするというもの。
会議メンバーの人選
会議テーマを明確にしたうえで、参加者に理解させ、
会議では、ファシリテーターが舵取りをし、オーナー(責任者)に決定事項を承認してもらう
会議の後も、進捗に気を配る
というようなこと。できる人は、こんなことをしているという紹介。でも、会議は生き物、いつもうまくいくとは限らない。思いもしない結果も生まれる楽しみにある。そんな会議は時間がかかる。人が集まり仕事をしていく楽しさの一つだ。そんな楽しみを否定しているような本かもしれないが、役に立つことも書いてあった。"詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
未読
序章 意をけっして席を立つ(贅沢な人生のために必要なこと)
第1章 「お先に失礼!」する仕事のキホン(物事をうまく進めるコツの見つけ方
あなたを縛る時間給発想から自由になる!
無駄な時間をトコトン減らす ほか)
第2章 「お先に失礼!」する実践術(まずは熱心さを印象づける
遠回りせずにやりたいことにたどり着く方法
メールのひと振りに勝負をかける ほか)
第3章 「お先に失礼!」する心得(何よりも嫌われないために
まわりが納得する「キャラクター」になる
ふだんの行動は目立たず、慎重に ほか) -
定時内はしっかり集中して成果物をだす。
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全体的に著者の「個人的な仕事観・人生観」という感じがするので、価値観が違うヒトには受け入れられないと思う。
自分を大切にするという面がほとんどで、偽善的でない仕事の仕方に私自身は共感を覚え、勇気づけられた。
この著者の考え方の、もっと人間的な部分を知りたいと思った。 -
とにかく効率化に徹すると言う感じ。
確かに、ここまで効率化を徹底的に行い、会議すらも劇場化できれば仕事はスイスイ進むとは思うが、そう簡単に割り切れるものではない(なぜか会議を雑談の馬にしたがる人もいるし、飲み会の幹事が先に帰るのも難しいと思う)。
これらを実践していくためには、自分自身を厳しく律することが重要であり、周りに"できる人"と認められるようになることが前提。
それでも、仕事に対する心構えとしてはとても参考になる。
まずは、自分自身の時間の使い方を見直すことから始めたい。 -
自分の行動を確認するために読了。参考になった箇所は取り入れる。
生産性が高い人間になりたいものである。 -
まだまだ長く仕事をすることがあたり前の中で定時に失礼する人というのは少数派、早く帰ることを周りにみとめてもらっていることは感謝する必要がある。
会議もなるべく出ないようにするし、でるなら最高級の会議にするというのが印象的でした -
職場や飲み会などで「お先に失礼!」する事の生産性、「お先に失礼!」に至るための日常業務やオフの在り方など、非常に実務的な内容です。
著者はかなり合理的な考え方で、物事の生産性や無駄な時間の排斥を重要視しています。
僕自身、このような合理的な考え方を常々意識してするようにしていたので、体系的にまとめてくれたこの本は非常に参考になりました。
文章自体も誰でも読めるレベルで書いてあり、好感を持てました。
星4つ。 -
仕事を効率よくやり人生を楽しむ。
しっかりしている人ならかなり役立つかと。