21世紀の格差 こうすれば、日本は蘇る

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872907599

感想・レビュー・書評

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  • ピケティを想像させる題名だが、一部引用があるもののピケティ解説本ではない。やはりピケティに便乗したいネーミングか?

    中身は、日本独特の雇用やグローバル化、人口構成などから、日本経済を解説していてわかりやすい。

    特に、なるほどと思ったのは、若者からの搾取といった日本の構造、日本の雇用形態の難しさ。これに対するアベノミクスでいけるのか?

    最近、高齢者の仕事どうしてやらせようかと考えるのが、仕事になっていたりもするので、いろいろ考えていたことと一致するところも。
    雇用流動の促進、終身雇用以上に年功序列の問題、高齢者、女性活用(この本では1.5稼ぎというのが良いという立場)、、

    格差、日本の高度成長からしばらくは、見なくて済む問題が、よく見えてきているのだが、、、

    難しい問題だ。

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著者プロフィール

◇髙橋琢磨(たかはし・たくま)
1943 年岐阜県生まれ。慶応義塾大学経済学部/ 新聞研究所卒業。MBA(カルフォルニア大学バークレー校)、論文博士(中央大学)。野村総合研究所時代には、ニューヨーク駐在、ロンドン拠点長、経営開発部長、 主席研究員などをつとめ、北海道大学大学院客員教授、中央大学大学院教授などを経て、評論・著作活動に。著作は『マネーセンターの興亡』(日本経済新聞社)、中国で翻訳の出た『21 世紀の格差』(WAVE 出版)など多数。近刊では『トランプ後のアメリカ社会が見えるか』(信山社)、『中国が日本に挑む自動車覇権 ―トヨタはEV 化を乗り切れるか―』(日本評論社)などがある。

「2023年 『量子技術と米中覇権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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