詳解 シェルスクリプト

  • オライリージャパン
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873112671

作品紹介・あらすじ

シェルスクリプトの作成には言語自体だけでなくそれぞれのツールに対する理解も求められます。つまり、あるツールが何のためのものであり、それを単体あるいは他のプログラムと組み合わせて利用するにはどのようにすればよいかということを理解しなければなりません。本書は、Unixシステムへの理解を深めながら、シェルスクリプトの基礎から応用までを幅広く解説します。標準化されたシェルを通じてUnix(LinuxやFreeBSD、Mac OSXなどあらゆるUnix互換OSを含む)の各種ツールを組み合わせ、目的の処理を実現するための方法を詳しく学ぶことができます。

感想・レビュー・書評

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  • シェルスクリプトは、インタプリタ言語だと理解することができます。
    処理の自動化に使えます。
    コマンド列を、シェルの機能によって自動実行することにより、作業の自動化できます。昔はバッチ処理とか,JCL(ジェーシーエル:job control language)と呼んでいたこともあります。

    シェルスクリプトを1から開発すること(スクラッチからの開発)はあまりないかもしれません。
    ネットで検索するか、こういった本にあるものから、機能を削ったり足したりして使っています。
    シェルスクリプトのデバッグは、画面でのコンソールやエラー出力によっています。

    デバッグの仕方がわからなくなると、本書のようなシェルスクリプトの本をみます。
    オープンソースで、コンパイルが必要なソフトウェアで、添付のスクリプトがうまく機能しないときも、本書のお世話になります。どこを直せば、自分のシステムでエラーを出さずに動くか。あるいは、自分のシステムに合わせることができるかなどなど。

    ps.
    シェルスクリプトで一番よく使っているのが、単語帳の作成です。
    すべての英文を読む際に、awkで作ったプログラムと、TRコマンドと、いくつかのコマンドを組み合わせて、ファイルから英単語の頻度分布をいつもつくっています。

    次に多いのがOSのコンパイルやオープンソースのソフトの導入時に無意識に使っている場合かも。

  • 日々、ターミナルを使っている人も、これから使おうとしている人も、読んでみると楽しい本だよ。

    「1.2 ソフトウェアツールの開発理念」はこころにグッと刺さったね。ツールはシンプルに!

    これから使おうとしている人にはいい参考書になるだろうし、今まで使ってきた人にはいろんな発見があるんじゃないかな。

  • 図書館で借りた。
    UNIX/Linuxを使うなら必須となるシェルスクリプト。そのシェルスクリプトについて詳しく書かれた本。
    私自身、仕事で毎日使っており得意分野とも言える。また若手にどこからどこまで教えるべきか苦悩していたりもするので、本書が非常に役立った。
    Linuxの本はいくつかあるが、シェルスクリプトに特化した本は意外と少なく、体系的にまとまっているのは非常に貴重。

  • お世話になっています。

  • サンプルがわかりやすい。

  • 自分だけが使うごく小さなスクリプトならともかく、
    他人と共有する少しでも込み入ったシェルスクリプトを書くなら
    ぜひとも読んで置きたい、重要なテクニックが沢山書いてある。

  • 多用されるコマンドから、シェルスクリプトのコーディングスタンダードまで網羅的に学べる。少々古いので最新のbashだと仕様の異なる部分もある(一部は本書でも触れられている)が、その点については多少別の資料でフォローは必要かも。良書ではあると思う。

  • 新卒でスクリプトを組むために買った本。逆引きのようにすぐには使えないが教科書と思えば良い本だと思う。

  • リファ用に手元に置いている。この本が物足りないと思えたら初心者卒業かなあ。

  • わかる人にはわかりやすいんだろうけど、自分はこの手の本は苦手。

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