ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法
- オライリージャパン (2008年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873113784
作品紹介・あらすじ
手軽で強力なプログラミング環境「Processing」を用いた情報視覚化技術についての解説書。地図情報・階層ファイルシステム・リスト・グラフ構造・時系列データなど、さまざまなデータの収集・解析手法から対話的な視覚的手法・プログラミングテクニックまでを豊富な実例を用いて詳しく解説しています。EclipseなどのJava開発環境や、ActionScriptを利用した視覚化手法についてもカバーしています。
感想・レビュー・書評
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2009/09/08読了
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視覚化の考え方、テクニック、ツール(Prcessing)の使い方など
前処理の大切さはところどころで強調されていた。
1章 情報視覚化の7ステップ
7つのステップ
・情報収集
・解析
・フイルタリング
・マイニング
・表現
・精密化
・インタラクション
2章 Processing入門
省略
3章 マッピング
アメリカの地図をProcessingに読み込ませ、random.tsvファイルで
データ値でサークルの大きさを表現する視覚化する
4章 時系列
アメリカでの飲料消費(ミルク、コーヒー、紅茶)の統計データを
Processingで視覚化する。
5章 関連と相関
野球のデータを使って線種の年棒と成績の関連性について視覚化。
6章 散布図
郵便番号を地図上にマッピング
7章 木構造、階層、再帰
ツリーマップの使い方(ヒートマップに似ている)
8章 ネットワークとグラフ
マーク・トウェインの小説をネットワークとして表現
9章 データ収集
Web上からデータを集めるツールの紹介
10章 データ解析
データ解析のためのツールの紹介
11章 Javaとの統合
省略 -
電脳会議で、アニメーションプログラミングソフトとして紹介されていた。
Processing関連の本は 図書館には、これ一冊なので借りてみたが、まさにプログラミングの本でした。
あふれるほど膨大な情報は、そのままでは役に立たない。
必要なものを選別し、さらにビジュアル化することで、使えるものになる。
本書では、その方法が プログラミングコード付で解説されている。
結果のマップ、グラフやイラストなどには、新しいWebサービスでちかごろ目にしているものもあるような気がした。
最近では、誰かにこういうプログラミングで便利なツールを作ってもらい、
こちらはもっぱら使い手になるほうがいいな・・・。
2011/9/22 予約 10/4 借りてざっと全体に目を通す。
内容 :
手軽で強力なプログラミング環境「Processing」を用いた情報視覚化技術についての解説書。
さまざまなデータの収集・解析手法から対話的な視覚化手法・プログラミングテクニックまでを、豊富な実例を用いて詳述する。
著者 :
MITメディアラボのACGで博士号を取得。Casey ReasとともにProcessingを開発、2005年にGolden Nicaを受賞する。 -
Processing関連の書籍は何冊か買ったけれど、これが一番実用的かな。まったくの初心者向けではないけれど、インタラクティブなグラフの書き方なんて他に見たこと無いです。
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読んで良かった。時系列とグラフは早速パクらせて頂いた。
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翻訳が読みやすくていい感じ。
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processing面白い。
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情報を視覚化する手法をProcessingを用いて実際にコードを書きながら学習していく本。
著者のBen FryはProcessing主な開発者の一人である。良書。 -
ライブラリを利用して手法を説明するのは、初心者にわかりやすく本も書きやすいのではないかと思う。
しかし、エンジニアにはまったく役にたたない事にページを割かれるわけで、あまり良い手法とは思えない。
まあ、駄本。 -
気になる