詳解 OpenCV ―コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識
- オライリージャパン (2009年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873114132
作品紹介・あらすじ
コンピュータビジョンについての解説書。コンピュータが「目」を持ち、情報に基づいて意思決定することが可能なアプリケーションをどう開発するかについて、OpenCVの開発者であるGary Bradski氏が詳しく解説します。本書を読めば、研究者や開発者も電子ホビーストもOpenCVが提供するフレームワークの使い方を身につけてすぐに活用できます。シンプルなものから最新鋭のものまでさまざまなビジョンアプリケーションを作ることができるようになるでしょう。日本語版では巻末付録として、OpenCV高速化テクニック、Webカメラで手や物体を感知するディスプレイの作成方法について加筆しました。
感想・レビュー・書評
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OpenCVの概要から内部機械学習ライブラリの説明まで概要は全て含まれている。
2009年と少々古くなっている。もし新版がでたなら読みたい。
* モルフォロジー変換
** dilation : 膨張
** erosion : 収縮
** openning : 収縮→膨張 穴が広がる
** closing : 膨張→収縮 穴がふさがる
** モルフォロジー勾配 : 膨張 − 収縮 明るいエッジが抽出される
** TOPHAT : src - オープニング 明るい領域が分離
** BLACKHAT : クロージング - src 暗い領域が分離
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画像認識を実装するときに、リファレンスとして利用すると良いと思う。「こういうものを実装したいけど、何が使えるんんだろう」というような感じ。一旦全体をざっくり読んで、何がどこに書かれているのかを把握しておくと良いだろう。
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大学院生のときの研究で,OpenCVを初めて使うときにちょこっと参照.結局OpenCVは深く使わなかったため,結果的にあまり読んでいない.
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2.0対応の英語版がもうすぐ出るらしい.
訳本が出るのは当分先か・・・
内容は詳しい -
今の仕事でたまに画像処理や認識をもとめられることがあって、そんなとき"OpenCVではできるのかな/どうやってるのかな"ってのを調べるために購入
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OpenCVを始めるならまず読んでおいて損はないだろう本だと思います。内部的な解説も詳しいです。
ただ、OpenCV自体も変化しているので、最新のライブラリなどに対する話題は無いです。 -
読まなくても良かった。CvMat とか cv::Mat とか cvflann::Matrix とか、
ちょっと、そこら辺をきちんと書いていて欲しかった。でも、BSDライセンス
準拠だから口は紡ぐ。web のドキュメントの整備が進んでないので、きちんと
利用するには、ソースに当たった方が早そう。それが分かったので、良し。
コンピュータビジョンの基礎は、知っているので。関係ないけど、最寄り図書館の
検索システムは、アルファベットの大文字と小文字を区別するので注意。 -
現状ではOpenCVについてもっとも詳しく、かつ丁寧に説明されている和書。OpenCVがサポートしている画像処理・画像認識のアルゴリズムについても多めの解説があり、これ一冊でOpenCVと画像処理についてまとめて勉強できる。
OpenCVについては1.0ベースで書かれており最新リリース(2.2)と比べてだいぶ古いが、互換性はだいぶ確保されているためちょっとネットで調べれば問題なくサンプルコードもきちんと動く。 -
ちょっと日本語訳に難あり