デバッグの理論と実践 ―なぜプログラムはうまく動かないのか
- オライリージャパン (2012年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873115931
作品紹介・あらすじ
『ビューティフルコード』『Making Software』の著者の一人であり、GNU Data Display Debugger(DDD)の開発者である著者が、なぜプログラムがうまく動かないかについて、効率的な原因究明方法とデバッグ方法を提案。なぜ「系統的」で「自動的」なデバッグが必要なのかの重要性を説き、そしてそれを実現するための手法として、差分デバッグ、科学的手法といった具体的なテクニックやさまざまなツールの詳細を紹介しています。デバッグ作業を効率化し、デバッグの苦痛を軽減するという著者の信念に基づいて書かれた本書は、多くのプログラマにとって福音となる一冊です。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
なかなかうまくいかないですよプログラミングは詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デバッグのやり方が丁寧に書かれている。
経験的に理解している内容が多いが、だからこそ体系的に纏められている本書のような書籍は価値がある。
デバッグの手順TRAFFIC:
追跡(Track)、再現(Reproduce)、自動化(Automate)、起源の検出(Find origins)、着目(Focus)、切り分け(Isolate)、修正(Correct) -
テストを機械化して大量のテストでbugの位置を絞り込むことが有効(?)
それができるプログラム(debug対象)とツールなどを選ぶのでは?
理論の教科書としてはあまり変じゃないかもしれないけど、役に立つかといえば、うーん…
ツールと自動化については、問題を選ぶ気もするし、誰にでもできるところまで環境が整っていないような -
読んで良かった。すごく丁寧に記述されている印象。ざっくり読みだったのだけど、折に触れて読み返してみたい。
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デバッグにまつわる言葉の定義やプロセスについてかなりブレークダウンして書かれている。当たり前だと思われることもこと細かく記載されているため、デバッグを行う上で何も学んだことがない人は読んでおいた方が良い。
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デバッグというプロセスについて、非常に論理的に考察した本。
細かい作業にブレイクダウンしていくことで、半自動的にデバッグを行うことを目指している。
実際に自分の開発環境で、自動デバッグまでできるかどうかはおいておいて、なんとなく直感的にすすめていたデバッグ作業を見直す良いきっかけになる本だと思う。