- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873117645
作品紹介・あらすじ
カンバンの導入についての本格的な入門書!
本書は、計画と見積もりを作り、計測を行い、キューとボトルネックを視覚化し、カンバンを作り、それを使う方法を網羅した書籍です。カンバンを導入するための実践的な入門書。
感想・レビュー・書評
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カンバンのベスト。
メタプロセスの重要さを実践形式で学べるし導入もできる。
これ一冊でいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ポストイットなどカンバンを使って業務の見える化をしている人,また業務の見える化をどうやって進めようか悩んでいる人に絶賛お勧めの本.どういう考え方でカンバンを作るか? カンバンを使ってどのように業務を改善するか? メトリクス (活動状態の定量化) をどうするか? などが具体的に書かれており,非常に参考になる.
個人的に響いたのは「タスクを始めるより,終わらせる」 (WIP を増やさず,制限することで改善につなげる) ことと,ポストイットの正しいはがし方 :-).飛び込みの業務が入ると,つい,それに手をつけたくなるが,何が優先か? を冷静に考えながら仕事をしないと,いつまでたっても終わらないタスクが残り,精神的にもイマイチである.「始めるより,終わらせる」と呪文のように唱えながら仕事をしていこうと思う. -
カンバンを知りたいのであればこの本を読むべき
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システム開発プロジェクトでのカンバン利用法に関する、基本のキ
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フロー効率性とリソース効率性についての記事をきっかけに、カンバンに興味を持って読んだ。現場に導入するのは容易だが、最適な運用にたどり着くまでにはかなりの試行錯誤が必要そう。しかし理念や意図はとても共感できた。
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全員のタスクを管理するためのカンバン
カンバンの使い方だけでなく、チーム内で協力するための方法(WIP制限)等も。
使い方はチームの状況に合わせていろいろ変えられる。
チーム内だけではなく、チーム同士を紐付けるためのツールにもなる。
一番重要なのは「終わらせることから始めよう」。 -
仕掛品を少なくする。
(終わることをはじめる) -
2017/10/09 初観測
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受託開発している案件の役に立てばと思い読んでみたが、納期、機能、品質が決まっているような案件では取り入れにくいかなぁと思った。
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ソフトウェア開発における各タスクには着手してからリリースするまでの流れがあり、その流れがスムーズに流れるように気をつけていれば、うまくいくという発想。そのために、ボードを使って問題が起こってないか監視したり、 WIP の数を制限したりする。
読む前はカンバンボードは単に今取り組んでいるタスクを可視化して共有するためのものだと思っていたけど、実際はむしろ、一人で多くのタスクを抱えてしまったり、ボトルネックとなっているステップや長時間WIPのままになってしまっているタスクがないかといった問題を発見したり防止するためにある。
新しいタスクに着手する前に、途中になっているタスクを完了させることを優先するという発想も参考になる。