エンジニアリングマネージャーのしごと ―チームが必要とするマネージャーになる方法
- オライリージャパン (2022年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873119946
作品紹介・あらすじ
エンジニアからエンジニアリングマネージャになるためのノウハウをまとめた書籍!
エンジニアがエンジニアリングチームを率いるマネージャになるための考え方や方法まとめた書籍です。エンジニアにとってエンジニアリングマネージャになるのは未知の領域であり、技術チームが必要とするマネージャになるための考え方と方法を幅広いトピックで解説します。
感想・レビュー・書評
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とてもよかった。マネージャーという仕事の解像度が上がったし、一プレイヤーとして取り入れられる考え方も多いように思う。
スナップショットやサマリーの力などはすぐに試す。
やはり組織という複雑系を管理する役割は必要なんだなと思う。 -
エンジニアリング組織のマネジメントに課題があるため、ちょうど話題になっていた本書を予約購入した日に読みました。各章で具体的なストーリーからはじまり、平易でわかりやすい文章になっていて最後までおもしろかったです。まず自分を管理するところ、そして管理できないものを手放す。スタッフがそれぞれ活躍できる仕事を渡し、段階的に移譲する(実行責任を委譲できるが説明責任はもっておく)。Googleの10X思考。アウトプットの評価は難しい。モチベーションなどの定性的な観点を忘れがち。自分にはトライが足りないと感じた。組織の生産性向上に向けて、まず自分の行動変容につながるような仮説をかんがえる。最後のキャリアエクササイズは時間をとってやってみる。
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わたしには合わなかったかもしれない。読んでてもどこかしっくりこない部分が多かった。
ただ、ここに書いてあった1on1や評価での質問事項、委譲、チームを守る(ワークライフバランス)は参考になった。
129冊目読了。
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エンジニアリングマネージャーになってからどういう仕事をすることになるか書かれた一冊です。
給与評価やパフォーマンスの悪いスタッフとどう向き合うかといったパブリックには話されづらいトピックについても書いてあってよかったです。
エンジニアリングマネージャーといっても会社やチームによって求められる仕事は違うと思うので、読む人によってすぐ役に立つ内容とあまりピンとこない内容で分かれると思います。
ただ、一通り目を通しておくと後々思い出して見返すことになりそうな内容でした。
そういう意味ではまだマネージャーじゃない人も読んでおくことはおすすめです。 -
EMをやらないにしても一度は読んでおくべき。チームビルドをどのように行っていくかを学ぶことが出来る良い書籍。
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ITエンジニア本大賞より (https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award)
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マネージャーのやるべきことが体系立ててまとまっていました。日本語版で読めて良かった、翻訳者に感謝!
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エンジニアリングマネージャー(EM)は何をするのか、どのような事に注意する必要があるのかがまとまっている。EMのキャリアを検討しているとき、新しくEMの役職に就いたときの参考になる。具体的にこういった事をやってみよう、という行動にまで落とし込んでくれているのでイメージしやすいし何をすればわからない時の参考になる。その他、人が辞めるときやパフォーマンスが低い人への対応、機微な情報の取り扱い、社内政治など一般的に話しにくい話題を扱っているのも助かる。
一方で、書いてある内容は一般的なマネージャーとしての内容が多いと感じた。もちろん前提としてはエンジニアのマネージャーではあるが、エンジニア特有の事情や注意点について詳しいというわけではなくテック業界におけるマネージャーという観点の方が強く感じた。これがEMだからといって一般的なマネージャーと大きく違うところはないのか、あくまで本書がマネージャー入門的な位置付けなので詳しく扱っていないのか、自分が読み取れていないのかは判断できなかった。 -
↓↓↓本書で取り扱っていること。
まずは、自分を管理する
正しい委譲
社内の友達作りとして、メンタリングとコーチング・・・自身のスキルアップに
採用
退職
キャリアプランニングとして、スキルバックログを作る。
スタッフが去る時や去ってもらい時の対処
Performance Improvement Plan
この本を読んでどのようにして自身の課題に当てはめましたか??汗