教会では聞けない「21世紀」信仰問答I -まずは基礎編

著者 : 魚屋義明 勝本正實 上林順一郎 櫻井圀郎 塩谷直也 白井幸子 西岡まり子 平山正実 平岡正幸 山岡三治 山下智子 山中正雄 山元眞

• キリスト新聞社 (2013年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[Στέφανοςさんの感想 · 2016年11月17日]

「迷える人」が集まるはずの教会。でも、その迷いや悩みを素直に話すと「信仰が足りない」と怒られそう。そんな、迷いや悩みにお答えしようという本です。第1巻は基本編。教会に通い始めたときにありがちなお悩み相談です。回答するのはプロテスタントの牧師とカトリックの神父。
で、その悩みはいかにもありそうなものばかり。
なぜ祈るとき目をつぶるの？
なぜ日曜日に教会に行くの？
なぜ人は罪を犯す自由が与え有られてるの？
仏壇を処分すべきか？
教会の情報以外は不要なのか？
祈りが聞かれたかどうか知るには？
聖書の解釈が正反対、どちらを信じる？
他宗教を批判せずにキリスト教の優位性を説くことはできるの？等々
答えの中にははぐらかされている感じのするものもあるけど、教会あるある的で面白いです。