マクグラスの本は前に読んで難しかったけどすごく勉強になったので、入門編も読んでみた。かなり優しい文体と内容で、本当に初学者向けでちょっとほっとした。神学のトピックごとにまとめてある形式で、歴史的な展開については書かないとしてあったけど一応ポイントの流れと神学者は分かるようになっていて親切だしわかりやすい。学習者向けの設問というか議題も各章ごとについている。
この後に進みたい読者のためにということであの分厚い「キリスト教神学入門」が勧められているけど、この本は大学生の頃予備知識なしでいきなり読んで途中で挫折した奴なんだよなあ。こっちの「神学のよろこび」を読むべきだった。でも今なら読めるかなあ…と少し悩む、今も本棚に日焼けして眠っているけど…。