祈りの山宝満山

著者 : 森弘子

• 海鳥社 (2011年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

古くから神の山として信仰を集め今も登山者が絶えない宝満山。四季折々の風景、麓での暮らし、竃門の杜…。山に満ちる宝を写真で案内。

感想・レビュー・書評

[ghostriderさんの感想 · 2023年5月3日]

年に1回，主に春先に登る宝満山。春先以外もありつづける山の様子や登山道，竈門神社の様子がたくさんの写真で紹介される。季節を変えて，ルートを変えて，登る降りるスピードを変えて，いろいろなバリエーションをつけて宝満山を体験してみたいものだ。宝満山だけでなく，全ての山が関わり方によって見せる姿が変わる。人も同じだな。

著者プロフィール

1946年、博多銘菓鶴乃子本舗石村萬盛堂２代目石村善右の二女として生まれる。大学卒業と同時に太宰府天満宮文化研究所に奉職。福岡県・市など県下自治体の文化財保護審議会委員として、主に民俗文化財の調査研究・保護に携わる。2013年「社会教育功労者」として、2017年「地域文化功労者」として文部科学大臣表彰を受ける。『宝満山歴史散歩』『太宰府発見』『さいふまいり』『大宰府と万葉の歌』などの著書のほか、九州国立博物館、福岡市などで、まつり・行事の記録映像の制作にかかわり監修を務めている。

「2023年 『博多のくらし』 で使われていた紹介文から引用しています。」