感じのよい英語 感じのよい日本語 ―日英比較コミュニケーションの文法
- くろしお出版 (2015年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874246443
作品紹介・あらすじ
日本人の英語はなぜ失礼に開こえるのか?相手を傷つけないことを重んじた消極的な丁寧さということではなく、相手とのよき関係を結ぶための、積極的に相手に近づくことを重視した対人関係表現を考える。
感想・レビュー・書評
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「感じのよい」という表現が,「丁寧度」とか「ポライトネス」とかよりも,それこそ「感じのよい」説明になっている。
自分の関心事にひきつけるばかりで申し訳ないけど,イントネーションと感じのよさとの関連が随所で触れられていて,この点の重要性を再認識した(都合よく再認識しているところもあるけど)。
最後にあげられていた「ある英語話者の見解」でも,「日本人の言語行動で好意がもてないことについて」に挙げられていた,「too forceful intonation」については,もっときちんと整理して,重要視すべき点ではないかな,と思う。同様に,最後に簡単に触れられていた,卓立と句アクセントの対照についても同様。
日英の比較をきちんと踏まえた指導の必要性を考えることができるのではないかなぁ。 -
ちょっとした表現の差にある感じの良さの違いについての本。文末のイントネーションの違いで感じ方が変わるとか、あいずちのタイミングの文化差など、とても興味深い。