日本語を教えるための教材研究入門

  • くろしお出版
4.00
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874248201

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あくまで経験の浅い日本語教師の個人的な感想です。読み進めていくうちに段々と腹立たしくなってきました。それは主に筆者が日本語教育の専門性(積み上げてきたもの)を過度に崇拝しすぎていていて、学習者目線で教育を語ることができていない印象からだと感じています。理想とは過去(先人たちが残した知)を語ることではないはず。とにかく理想と現実の差が大きいために、このままでは日本語教育というものが時代(あるいは学習者の学び)の足を引っ張ってしまう可能性がある。こうした危機感を再燃させたという意味で、また自分は今後教育に(または学習者の学びに)どう関わっていきたいかを考えていく上で非常に有益な本でした。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

深澤のぞみ(ふかさわ・のぞみ)
金沢大学人間社会学域国際学類教授。金沢大学大学院社会環境科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。外国人留学生に対する日本語教育と、日本語教師養成に携わる。研究分野は、日本語教育学、応用言語学。主著に、『日本語を教えるための教材研究入門』(共著、くろしお出版、2019)、『アカデミックプレゼンテーション入門―最初の一歩から始める日本語学習者と日本人学生のための―』(共著、ひつじ書房、2006)、『21世紀のカレッジ・ジャパニーズ―大学生のための日本語で読み解き、伝えるスキル―』(共著、国書刊行会、2018)などがある。

「2021年 『日本語を教えるための教授法入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深澤のぞみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
出口 治明
横溝紳一郎
スティーヴン・ガ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×