あんこの本 何度でも食べたい

著者 :
  • 京阪神Lマガジン
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  • / ISBN・EAN: 9784874353165

感想・レビュー・書評

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  • あんこの名店が軒をつらねた本なんですが、
    あんこが苦手だったという著者を、あんこ好きにさせたという「松寿軒のあんころ餅」をはじめ、
    残念なことに、著者である姜さんがお住まいの京都中心。
    あぁ、京都行きたい…。

    「あんですMATOBA」のシベリア。
    シベリアは、子供のころから見慣れたお菓子ですが、
    「戦争でシベリア大陸に出征した兵士が見た、真っ白な雪の平原を走る汽車の姿」
    そんな由来があったなんて…、これからは心して頂きます。

    盛岡市民のソウルあんこだという、「福田パンのあんバター」
    前にテレビで放送されてたのを見て以来、食べてみたくてしかたないのです。
    物産展に出店してくれないかなぁ。
    あぁ、盛岡行きたい…。

    夢は日本全国あんこの旅♪

    • koshoujiさん
      またまた、アンコ好きの方を敵に回すかもしれませんが。こちらに。
      業務連絡です。(^^)/
      カラオケに「本人映像」というのがあるのを初めて...
      またまた、アンコ好きの方を敵に回すかもしれませんが。こちらに。
      業務連絡です。(^^)/
      カラオケに「本人映像」というのがあるのを初めて知りました。
      というのも収録をしに行ったのですが、機械の調子が悪いので断念。
      FBでキャンディーズの曲を歌っている方がいたので、
      私も歌ってみようかとキャンディーズの曲を調べていたらその表示を発見しました。
      すかさず、それを流すと昔の歌っている映像がそのまま出るのですね。
      嬉しくなって思わず歌ってしまいました。
      昔のキャンディーズファンが唄う「哀愁のシンフォニー」はこちらです(笑)。
      https://youtu.be/FOmTRExGTdk
      2016/05/23
    • 杜のうさこさん
      koshoujiさん、こんばんは~^^

      昔のキャンディーズファンの「哀愁のシンフォニー」拝聴してきました~♪
      今度は「暑中お見舞い申...
      koshoujiさん、こんばんは~^^

      昔のキャンディーズファンの「哀愁のシンフォニー」拝聴してきました~♪
      今度は「暑中お見舞い申し上げます」をリクエストします。
      もちろん「んんっうん」付きで(笑)

      本人映像、知らなかったです。
      嬉しいですね~。
      あのブルーの衣装、一番好きでした♪

      今日はCM曲が流れましたね。
      黒はつよいぞ~はいポーズ!は、なんとなく覚えてます。
      たしか、スーちゃんがコケちゃったような…。
      2016/05/26
    • koshoujiさん
      うさこさま。緊急業務連絡です(笑)。
      リクエストにお応えして「暑中お見舞い申し上げます」を唄いました。
      「ううんっうん」を唄う時は、1人...
      うさこさま。緊急業務連絡です(笑)。
      リクエストにお応えして「暑中お見舞い申し上げます」を唄いました。
      「ううんっうん」を唄う時は、1人なのにメチャメチャ恥ずかしかった。(/・ω・)/
      https://www.youtube.com/watch?v=8WLFBwp_OQA
      2016/06/04
  • 2010年発表。

    京都の、あるお店で食べた生菓子によって、
    あんこへの認識が根底から覆った…。


    あんこが苦手だった
    フリーライターの姜尚美(カンサンミ)さんが
    『嫌いだったのはあんこのことを
    きちんと知らなかったせいだ』として、
    京都を中心に
    東京、大阪、奈良、徳島、秋田など、
    日本全国39店舗の
    和菓子屋や製あん所、パン屋、蕎麦屋に至るまでの名店を巡るあんこを知る旅、
    あんこを好きになっていく過程を捉えた
    著者自身の成長記録とも言える本です。
    (巻末のあんこ大百科「あんこの栞」も面白い。まさかアンパンマンがつぶ餡だったとは!)



    もうね〜
    この表紙の写真見たら
    否応なしに
    惚れてまうやろーっ!!(>_<)


    的に引き寄せられました(笑)



    はっきり言ってコレは
    癒し本であり、
    れっきとしたあんこの写真集です!


    みずみずしいあんこ、
    チョコレート色のあんこ、
    ふわふわのあんこ、
    薄紫色のあんこ、
    ミルクと食べたい時のあんこ、
    疲れをとってくれるあんこ、
    1年に1度しか食べられないあんこ、

    あと自分が知ってる有名どころでは、

    京都市出町柳の
    出町ふたばの豆餅、

    京都市大将軍、中村製あん所の
    自分で最中を作れる
    セルフ最中セット、

    京都市わら天神前・喜久屋の
    栗のお刺身・栗の子、

    京都市松原大和大路の
    松寿軒のあんころ餅、


    などなど…
    思わずゴクリと喉を鳴らしてしまうような
    美味しそうなあんこを捉えたカラー写真と、

    あんこたちに命を吹き込む
    職人さんたちの真摯な想いや物語が
    インタビューと共に掲載されています。


    甘いものって
    夢があって、
    人を幸せな気分にしてくれますよね。 

    甘いものを食べながらのリラックスした静かな時間。

    その中の何気ない会話で、
    悩み事やわだかまりなんて
    少しずつ
    少しずつ溶けていく。

    和菓子の甘さが嫌い、
    あんこののど越しが
    どうも苦手などと言う人も多いけど、
    その認識は(あんこだけに)
    甘ぁぁ〜い(笑)!


    実はそれって
    本当に美味しいあんこを
    まだ知らないだけなのです。


    美しくも奥深い
    あんこの世界。


    いつしか
    『あんこ』に魅せられ
    『あんこ』のすべてを知りたいと思った姜さんの情熱が、

    『あんこ愛』溢れる紙面からひしひしと伝わってきて、
    甘いものや和菓子が好きな人ならば終始頷き、微笑みながら
    ページをめくる手を止められないハズ(笑)
    (ただ、おやすみ前に見るのはご注意を。あんこに追いかけられる夢を見ます笑)

    • nejidonさん
      円軌道の外さん、お久しぶりです(^^♪
      そして復帰おめでとうございます!
      第一戦は甘味でしたかー。甘い甘いお話ですね。
      私もあんこが苦...
      円軌道の外さん、お久しぶりです(^^♪
      そして復帰おめでとうございます!
      第一戦は甘味でしたかー。甘い甘いお話ですね。
      私もあんこが苦手な方なのですが、あの舌触りがどうにもダメなのです。
      レビューによれば、本当に美味しいあんこを食べたことがないからってことになりますね。
      うう、反論できません。。
      それでも大宰府の梅が枝餅は好き(笑)あ、かるかんもめっちゃ好きやわ。

      これから、怒涛の如く更新されたレビューを追いかけます。
      とりあえずは、お元気そうで何よりでした!
      2018/01/13
    • 円軌道の外さん
      nejidonさん、こちらこそ、お久しぶりです!
      なんやかや仕事が多忙で、ボクシングも現役を引退して教える方にまわったこともあり
      ブクロ...
      nejidonさん、こちらこそ、お久しぶりです!
      なんやかや仕事が多忙で、ボクシングも現役を引退して教える方にまわったこともあり
      ブクログを見る暇がない状態が続きまして(汗)、
      そうこうしているうちに書こうと思ってもなかなかレビューが書けない
      所謂スランプに陥ってしまいました(笑)

      体は元気だし、本は少しずつ読んではいたんですが、
      いざ書こうと思うとなかなか言葉が出てこないんですよね~(;゜0゜)

      まぁ、そんなこんなでブクログを2年くらい離れてしまいました。
      正直仲良くしてもらってたブクログユーザーのみなさんからすでに忘れられていると思ってたので、
      nejidonさんからのポチとコメントは
      ホンマ有難かったです!
      あらためてありがとうございます!


      で、あんこの話ですが(笑)、
      苦手な人自分のまわりにもけっこういますよ(^-^)
      京都にはたくさんの和菓子屋があって
      本当に美味しいあんこは
      舌触りもなめらかでしつこくないし、
      甘いのにあっさりしてるので
      何個でも食べれちゃいます(笑)

      わぁ~っ、かるかんたまりませんよね!(笑)

      なんか年を重ねるごとに
      和の文化の魅力に気づかされるし、
      ワビサビや情緒など
      「和の心」に自然と惹かれるんスよね~♪

      最近はもっぱら緑茶にハマってます(^_^)v
      産地や製法、時間や温度や淹れ方ひとつで
      味わいが劇的に変わるのが面白いし、
      歳をとって、繊細で奥深いお茶という飲み物の不思議が
      少しずつ分かってきたのかな~☆

      まだまだ本格復帰とはいかない感じなんですが(笑)
      ながぁぁ~い目で見ていただけたら有り難いです。

      よろしくお願いします。
      2018/01/14
  • あんこの本。
    すごくシンプルなタイトルだが、内容もその通り。
    あんこに関わるお店(主に和菓子屋さん)を訪ね、インタビューしたもの。

    上生菓子から、あんみつ、みつまめ、羊羹、まんじゅう、最中、きんつば、大福、おはぎ、アンパン、ヒマラヤ、etc
    あんこを使ったお菓子は本当にたくさんの種類があるんだなと感嘆。

    取材されているお菓子の写真がとにかくおいしそう。写真でもいいので、たべてしまいたくなるくらい。
    私はそんなにあんこ好きでもない(普通に好き程度)だと思うが、ここに載っているものはすぐにでも食べてみたい。見ているだけで、胃が動きだしている気がする。

    スーパーとかで大量生産で売られている訳ではない品ばかりなので、その地方に根付いている感じがまた、ほっこりしてうれしい気持ちになる。
    また、京都はさすがに歴史ある文化がお菓子にも反映されているんだなと。関西人がうらやましくなる。
    ※この本は「京阪神エルマガジン」なので関西の店が多い。

    尚、実際に食べたことがあるのは、「出町ふたばの豆餅」だけ。私は関西に転勤していたことがあるのですが、もっと探検しておけばよかった。と後悔。

    特に気になったものは以下
    ・亀末廣の大納言
     竹筒にあんこをいれただけという、すばらしくシンプルなお菓子。本当に素材で勝負なのだなと。

    ・紫野源水の松の翠
     水墨画で描いたように美しい、羊羹。

    ・菊寿堂義信の高麗餅
     求肥とあんこを混ぜるという発想が、なるほど!という感じ。にぎり寿司のように、にぎりたてがおいしいとは。いきですね。

    ・松翁の小倉そばがき
     そばかぎにあんこ。あるんですね。
     蕎麦好きなので、ぜひ食べたい。

    ・かん袋のくるみ餅
     胡桃ではなく、くるんでいるという意味だとか。
     かき氷との相性、すごくよさそう。


    京都の錦市場にある、冨美家というお店の逸話が面白かった。
    昔の女性は、男の人に食べていることを見られるのが恥ずかしかったので、女専用の店を作ったところ、心置きなく食べれるということで行列ができるほど大繁盛したとか。(今は女性専用の店はないとのこと、いまどき食べるの見られるの恥ずかしい女性がいないですもんね。)
    少し昔の女性のかわいらしさと、普段は抑えつつ、自分の衝動に正直になれる女性たちの空間を作り出した、店主の先見の明に感動しました。

  • あんこを使ったお菓子とそのお店の紹介。あんこ好きにはたまらないが、筆者の居住地の関係上、京都のお店が多くて、これも買いに行けないのか…と指を加えて読むしかないという。

    プロは豆はもちろん、どうやら水にこだわるらしい。どこかの店主のコメントに、自分で作るより買った方が楽というのがあって納得。

  • 関西中心にあんこのおいしいお店を紹介している。
    あまりお店の紹介本って読まないんだけど、ジャケ買いしてしまったのだった。
    さっそく一つお取り寄せしてみようかなと思っている。

  • 京都を中心に、美味しいあんこを味わえるお店を紹介してます。
    そして、あんこの四方山話も載ってます。
    美味しいあんこ物が食べたくなる本です。要注意(笑)。

    • 深川夏眠さん
      表紙を見てΣΣ(゚д゚lll)っと思ったので、お邪魔しました。
      気になるなら本を買ってくればいいじゃないかと思いつつ、
      すみませんが、こ...
      表紙を見てΣΣ(゚д゚lll)っと思ったので、お邪魔しました。
      気になるなら本を買ってくればいいじゃないかと思いつつ、
      すみませんが、このお菓子はどこのお店のものか教えていただけませんか?
      とても好きな商品に見た目が似ているので、もしや……と思ったものですからm(_ _)m
      2013/02/16
    • もももさん
      美味しそうですよね!
      わざわざコメントいただいたのに、すみません。図書館に既に返却したので、手元になくて、どこのかは分からないです。
      お役に...
      美味しそうですよね!
      わざわざコメントいただいたのに、すみません。図書館に既に返却したので、手元になくて、どこのかは分からないです。
      お役にたてなくて、本当にごめんなさい。
      中身も素敵な写真のオンパレードでしたので、本屋さんで見かけたら、まずはサラッと立ち読みしてみてくださいね。
      2013/02/16
    • 深川夏眠さん
      ありがとうございます!
      ……あ、本当だ、
      「図書館」ってタグが付いてますね(笑)
      失礼しました。
      探してみます!
      ありがとうございます!
      ……あ、本当だ、
      「図書館」ってタグが付いてますね(笑)
      失礼しました。
      探してみます!
      2013/02/17
  • 著者在住の京都を中心にあんこに関わるお店や人を紹介した一冊。

    特色のあるあんこを扱うお店情報はインタビュー中心。お店の人のあんつくりに対する思いやこだわりなど、口コミサイトでは窺い知れぬディープな情報が得られます。
    おじさんが発した面白い言葉をスルーせずいじったりする著者の笑いの感覚にこの著者ツッコミの方だな~と感じたり、著者の視点を交えながらのインタビューに突然相手の語りだけで構成したものがあったり。著者のセンスとサービス精神でありふれたガイド本になってないのが素晴らしい。巻末「あんこの栞」でお笑い方向に振れ過ぎた感もあるけど、あんこに対する抑えがたいミーハー心に著者と頷きながら握手したくなります。
    テキストのみならず美しい写真も素敵。集めてみるとその質感も色も様々なあんこの数々は、ページを繰るほどにあれもこれも食べたくなってしまいます。

    大人になってあんこの魅力に気付き、猛烈な勢いであん菓子ディスカバリーを始めた著者と同じ境遇の自分。そんな私にとってバイブルと言っても過言ではない素晴らしい本です。いつか京都にあんこ行脚しに行かなくては…!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「特色のあるあんこを扱うお店」
      甘いモノは食べないので、餡には殆ど興味がないのですが、和菓子の意匠と言うかデザインを眺めるのが好き。。。この...
      「特色のあるあんこを扱うお店」
      甘いモノは食べないので、餡には殆ど興味がないのですが、和菓子の意匠と言うかデザインを眺めるのが好き。。。この本はストレートに餡だけなのかなぁ、、、
      2013/02/04
  • いや、本書掲載のお店、全店制覇したいです。本日は亀末廣大納言。おうしうございました。

  •  何度でも食べたい
       姜 尚美
       京阪神Lマガジン (2010/3)


    うんもううう
    うれしかった
    よだれふくハンカチ持って読んだ
    写真がおいしそう

    お店データやマップも付いていて 絶対行く!!!って思った

    おしゃれな高級っぽいお店ではなく庶民的なのがいい!
    あんこばんざ~い!

    出版社の紹介もとてもたのしい

    ≪ 目から口 甘みが届く 脳とろり ≫

  • もー駄目……!
    読んでいるだけでとろける……っ!
    写真を見ているだけでメロメロなのに、記事がまた絶品で、どうして私はまだ京都に行く予定がないんだろう…と遠い目をしました。
    京都だけじゃないけど、いろんな地域の、いろんなおいしいもの。
    絶対たべたいっ!って思うものが、全種類の7割ってすごいわ。
    地味に制覇しよう。

    巻末にプチあんこ事典が載っていて、ちょっとしたあんこ博士になれます(笑)

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