- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874985014
作品紹介・あらすじ
脱原発デモ、「慰安婦」写真展中止事件、生活保護バッシング、尖閣問題など、テレビは本当に大切なことを伝えているのだろうか-。テレビの現場を知り尽くす3人のジャーナリストと政治学者による、テレビ報道がジャーナリズムを取り戻すための提言集。
感想・レビュー・書評
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テレビに期待し過ぎていたのがわかる。ただ一つ思うのば、確かにテレビは影響力が大きいが、言論は他にもあるはず。関係者全員(生活者含む)が頭が悪くなってしまったのかもしれない。
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20220424-20220424
各著者の経験談が並ぶだけ -
BIG ISSUE日本版の伊藤悟氏の連載「テレビうらおもて」で紹介されていたので読んだのですが、かなり意表をついてますね。自分たちがいかにメディアに翻弄されているかが分かります。
テレビをよく見る人にも見ない人にもお薦めですが、個人的には「最近テレビ見なくなったなぁ」と言う方に一番読んでいただきたい。 -
ほんとテレビは誰のものなんだろう。
ずっと権力者のものだろうと。力のあるひとたちのもの。
この本の書き手だちはそうじゃなかった時代(でも今より半分くらいな気もするけど)も知ってるんだなー。
テレビはあるおうちがなんだかんだ多いと思うし、家族が見てるとかはあると思うのでそういうひとは必読。
あるべき姿と見方が分かる。 -
【新着図書ピックアップ!】ジャーナリストと政治学者によるテレビ報道への提言集。最近のテレビは尖ってない気がする。つまらない。昔はテレビ局ごとに個性ある伝え方をしてたはず。
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テレビの批判的分析として、メディア・リテラシーの制作者への分析として必須の本である。これと海外のニュースと比較するといいと思われる。
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生活保護報道の例が紹介されていたが、お笑い芸人の母親がさも不正受給をしているように取れる印象を与えたり、裏付けのない個人へのインタビュー内容をクローズアップしたりと、最近のTV番組の内容がいかに大衆の興味を引くかということに終止しているかがわかる。
本書に記載されているような、生活保護の濫給がある一方で漏給もある
ということや、きちんとした裏付けのある情報を提供し、視聴者に正しく考える材料を与えるのがメディアの役割だと思う。
一方でスポンサーから広告収入を得るようなモデルである以上
スポンサーに悪影響を与えるような報道はしづらいというのは現実問題としてあり、難しいところだと思う。 -
テレビ報道の問題を、脱原発デモ、慰安婦写真展中止事件、生活保護バッシング、尖閣問題などの事例をあげながら、ジャーナリストが切ってくれました。私達は、騙されてはいけません。事実を曲げているテレビ報道に対しては、信用しないように注意します。