二十世紀の女性表現: ジェンダー文化の外部へ

著者 :
  • 学芸書林
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875170761

作品紹介・あらすじ

近代化の過程で、女性たちは、どのように自己表現の回路を切り開いてきたのか。古典から現代小説までの描かれた女性像を通して性差文化の構造と深層を明らかにし、ヴァージニア・ウルフ、林芙美子、白石かずこ、吉原幸子ら、ジェンダー文化からの脱出を志向する女性表現者たちの強靱な思考力と想像力の魅力に迫る、刺激的なエッセイ集。

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著者プロフィール

比較文学者(アメリカ文学、比較女性文学、ジェンダー文化論、現代詩批評)、詩人。主な著書に『Reality and Fiction in Modern Japanese Literature』『エドガー・アラン・ポオの世界』『鏡の中の錯乱─シルヴィア・プラス詩選』『ヒロインからヒーローへ』『フェミニズムの彼方』『物語と反物語の風景』『20世紀の女性表現』『ことばが紡ぐ羽衣』『女性学との出会い』『尾崎翠[第七官界彷徨]の世界』『モダニズムと戦後女性詩の展開』『詩の魅力/詩の領域』など多数。詩集『春の終りに』『幕間』『帰路』『青い藻の海』『影と花と』『水田宗子詩選集』『うさぎのいる庭』『音波』他物語詩三部作など。

「2021年 『富岡多惠子論集「はぐれもの」の思想と語り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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