- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875251538
感想・レビュー・書評
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▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB20212134
高校生のとき数学が苦手だった。大学受験の試験場で、問題が解けず、泣きたくなるような焦燥感に襲われたときのことは、今でも夢でうなされる。そんな私が大学時代に出会ったのが本書である。「意欲溢れる中高生」を対象とし、受験数学で慣れている行列、数列、微分、積分などの、様々な支流が合流し、最後にオイラーの公式の導出へと雪崩れ込む本書は3万部を超える売上げを果たし、さらに数学書としては異例の文庫本化までなされた。こんな美しい世界を見ることができるのなら、いやいやながらでも受験数学、少しはやってて良かったな、と思える一冊である。なお、本書の姉妹版として『素数夜曲』(海鳴社)があり、より簡易な内容となっている。
(推薦者:経済経営学類 美馬武 千代先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
科学の道100冊 2020
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少しでも、数学に興味がある方は、すらすら読めて、想い出し、新たな発見もあることと思う、「アハ」体験できれば、脳にも良い刺激になる。ぜひ、手に取って、お読みになることをお薦めします。
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人類の至宝とも言うべきオイラーの公式。
文系でもゆっくり読み進めば理解できる良書。 -
購入してかれこれ10年になりますが、まだ読破していません。じわりじわりと読んでいくのが楽しいのです。答えは一つ。そこにたどり着く経過が推理小説に似ていると思うのです。
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我慢強い読者は、数学の美しさを堪能できる。