息子の発病を機に母親は骨髄バンク運動を始めた。しかしバンク設立と入れ替わるように息子は逝ってしまった。その闘病と運動の同時進行ドキュメント。
1952年東京生まれ。幼少期・青年期をロンドン、東京、ハンブルクで過ごす。1975年、ロンドン大学(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)社会学部卒業。東京のソニー本社勤務を経て渡米。1984年、イェール大学大学院社会学部博士号取得。東京の国連大学本部勤務を経てふたたび渡米。1989年以降、ピッツバーグ大学社会学部で教鞭をとる。現在、米国ボートランド州立大学客員教授、イェール大学文化社会学研究所客員研究員を兼任。 「2017年 『日本の長い戦後』 で使われていた紹介文から引用しています。」