ナノの世界が開かれるまで

著者 :
  • 海鳴社
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875252191

作品紹介・あらすじ

最先端技術のナノテクノロジーを支えるナノサイエンスが,どのような経過を経て生まれてきたか.そもそも化学は,冶金,醸造,染色,薬品など生活に深く根づいて孵化し,19世紀以後,金属,食品,染料,繊維,製薬などの産業をささえる科学として発展し,それらがナノサイエンスへの道を用意したといえる.ナノテクノロジーは複合的,学際的である.その最も重要な点は,生命系技術の影響が色濃い点である.その過程をたどることは,科学・技術・社会(STS)の視点からナノの世界が開かれるまでのプロセスを眺めることでもある.
化学の世界が,工夫と創意に満ちた確かな目標をもった希望のあふれる分野であることを,後続の挑戦的研究者たちに切々と説き起こした力作.

著者プロフィール

京都大学名誉教授,理博,日本薬学会学術賞受賞(1970),日本膜学会会長を歴任

「2004年 『ナノの世界が開かれるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中垣正幸の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×