小規模自治体の可能性を探る (福島大学ブックレット「21世紀の市民講座」 No. 7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (66ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875555650

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  • 小規模自治体(人口3万人以下)が日本の国土の半分近くを占める事実から考えると、小規模自治体の活性化が日本の未来を担っているといっても過言ではない。今まで自治体という機関・役所に頼りがちだった考え方を、役所と住民が一緒になって行動することの大切さ、それに向けたロードマップを描くことが大切だと訴えていた。非常に参考になった。
    ロードマップを描く道筋がもっと書かれていると面白かったと思う。個人的には「法正林」など初めて知る話を読むことができて面白かった。こういった、農林水産業といった一次産業、そしてそのつながり(たとえば、結)を基本としたムラの活性化ができるといいと思う。そういった活動があれば参加してみたいと思った。

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著者プロフィール

1942年1月生れ。名古屋大学経済学部卒業。大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位修得退学。島根大学法文学部助教授、同教授、島根大学副学長、国立大学法人島根大学理事・副学長を歴任。
現在、国立大学法人島根大学名誉教授、島根大学・寧夏大学国際共同研究所顧問、寧夏大学客座教授、日本財政学会顧問。専攻は、財政学、地方財政論、地域経済学。
主な著書に、『内発的発展論と日本の農山村』岩波書店、1996年、『内発的発展による地域産業の振興』公人の友社、1999年、『地方分権の本流へ』(共編著)日本評論社、1999年、『日本の公共事業をどう変えるか』岩波書店、2001年、『市町村合併と地域のゆくえ』岩波書店、2002年、『分権の光 集権の影』(共編著)日本評論社、2003年、『夕張 破綻と再生』自治体研究社、2007年、『「平成の大合併」後の地域をどう立て直すか』岩波書店、2007年など多数。

「2008年 『中国農村の貧困克服と環境再生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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