キャリア・コンサルティング実践学―科学的キャリア形成支援のススメ

著者 :
  • 雇用問題研究会
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875632535

感想・レビュー・書評

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  • 結構新しめの本。

    この本の良いところは、ハローワーク勤務の著者が書いた実用的な部分にあるとおもうのだが、個々に紹介されている各種行政サービスが、悪名高き「事業仕分け」の対象となって、縮小されかねないのは残念でしようがない。

    心理と産業だけでなく、政治にも目を向ける必要があるのでは?>キャリアコンサルタントのみなさん

    興味深いデータは、
    1.職場定着施策で、企業側と若者側が求めるものがミスマッチしていること
    2.頑張りすぎている人に、「相対化」「まず行動」「周りの人とつながる」アドバイスを。
    3.厚労省「キャリア健診研究会報告書」の結果。キャリア・デザインの重要性。

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著者プロフィール

渡部昌平(わたなべ・しょうへい)
秋田県立大学総合科学教育研究センター准教授。1994年国際基督教大学卒業、1996年明星大学大学院修了、修士(心理学)。労働省(当時)に入省し、札幌公共職業安定所、職業安定局業務調整課、民間需給調整事業室、飯田橋公共職業安定所、職業能力開発局キャリア形成支援室、沖縄労働局等を経て現職。2021年より期間限定でYouTube「【実践家向け】ナラティブ社会構成主義キャリアカウンセリングNABEチャンネル」を開設。著書に『はじめてのナラティブ/社会構成主義キャリア・カウンセリング──未来志向の新しいカウンセリング論』(川島書店、2016年)、編著書に『実践家のためのナラティブ/社会構成主義キャリア・カウンセリング──クライエントとともに〈望ましい状況〉を構築する技法』(福村出版、2017年)、『社会構成主義キャリア・カウンセリングの理論と実践──ナラティブ、質的アセスメントの活用』(福村出版、2015年)ほか。

「2022年 『キャリア理論家・心理学者77人の 人物で学ぶキャリア理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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