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- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875767237
感想・レビュー・書評
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私の大好きな「更級日記」がやさしく読めます。千年近く前に、「推し活」していた女の子です。
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昨日酒井順子さんの『平安ガールフレンズ』を読み
『更級日記』を漫画で読みたくなりました。
菅原孝標女が自分に似ていると思ったから。
でも実は三年前に「NHKまんがで読む古典」で読んでいたのです。
すっかり忘れていました。
今回はこの「くもんのまんが古典文学館」で。
26年前の本で、あまり期待していなかったのですが
平田喜信横浜国大教授や長尾優子中学教諭の解説がとても面白かったし、なんといっても晃月秋実さんの絵がとても上手で、本当に読んで良かったです。
これからもこの「くもんシリーズ」読もうと思います。
で、この『更級日記』ですが、毎日書き綴ったものではなく、作者が50歳過ぎてから回顧録のようなかたちで書いたものだそうです。
そうです。
私が須賀敦子さんを思い出したのは言うまでもありません。
紀行文だったり、仏教への思いが、クリスチャン須賀敦子さんと重なります。
須賀敦子さんの頭の中にも、『更級日記』があったのではないか?
そして、また、須賀敦子さんのエッセイを読みたいと思う私でした。 -
本を読みたい少女の気持ち、よく分かる。更級が長野、おばすて山の地名だとは、知らなかった。
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