筆跡鑑定入門──ニセ遺言書、文書偽造を見破るには

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  • 芸術新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875863830

作品紹介・あらすじ

遺言書をめぐる「一澤帆布事件」、脅迫状がカギを握る「狭山事件」…奇跡の逆転判決を導いた筆跡鑑定の真実とは。驚愕の裁判の裏側を公開。

感想・レビュー・書評

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    一澤帆布遺言書事件 裁判は真相とは 何かを判断してくれるのではなく、原告・被告の証明力のテクニックによっていずれが優れているかをお上として判断する場であるということである 検察と科捜研は一体のもの(検察は科捜研に頭があがらない間柄にある) 筆跡鑑定システムというは存在しない 「科捜研には巨額の研究予算が組まれており、個人的な利害なく公正で客観的な鑑定がされている為、信頼性がある」とされている おそらく意図的に、読点・句読点、改行を使わずに鑑定書を書く人がいる(結論だけを読ませる為) 

  • 2014.3.7
    学問的すぎた。
    科捜研ってそんなに信用できないのか?怖い。

  • 筆跡は状況によって変わるので難しい。

  • 入門といっても
    筆跡鑑定ができるようにはならない

    筆跡鑑定がぜんぜん完成されてないんだな
    というのが印象だ

    筆者の言う鑑定も合理的なようで
    やっぱり恣意的な部分があるような気がする

    筆者の鑑定書を見てみないと
    正直よくわからない

  • 筆跡鑑定ってとってもアナログなのです
    あまりあてにはならないそうです

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著者プロフィール

魚住和晃(うおずみ・かずあき):1946年生まれ。神戸大学名誉教授。孫文記念館長。きび美ミュージアム副館長。日中の書道史を研究。筆跡鑑定でも知られる。東京教育大学芸術学科卒業。同大学院教育学研究科修士課程修了。文学博士。著書『「書」と漢字』(講談社学術文庫)、『現代筆跡学序論』(文春新書)、『書を楽しもう』(岩波ジュニア新書)、『書の十二則』(NHK出版・生活人新書)、『張廉卿の書法と碑学』(研文出版)、『書聖 王羲之』(岩波現代文庫)、『書道史 謎解き三十話』(岩波書店)、『マンガ書の歴史【殷~唐】』『マンガ書の歴史【宋~民国】』『マンガ「日本」書の歴史』(以上編著、講談社)など多数。

「2024年 『日本書道史新論 書の多様性と深みを探る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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