中国語で短編小説を読もう!靴屋と市長

  • 語研
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876151462

作品紹介・あらすじ

中国の現代小説『靴屋と市長(和題)』の原文をそのまま読めます。
本書の前半は全文にピンインと必要な単語に語注を付け、後半にはピンインなしの原文と日本語訳を収録した2部構成となっていますので、初級レベル修了程度の方から手軽に読むことができます。また、付属のCDを活用することで、正確な発音・リズムで読む力がつき、同時にリスニング力もつきます。

≪ 小説『靴屋と市長』の内容 ≫
四十年に渡って路地でひたすら靴を修理し続ける一人の職人。彼のもとに、風が一枚の紙切れを運んできた。紙に書かれた「三口井一号」という文字との縁を信じた職人は、やがてその場所を捜し出す。夢を抱いて生きる主人公と路地の人々をめぐる大人の童話。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中国語の小説の入門にちょうどよいと思う。内容はなかなか渋い庶民が主人公の小説で、これぞ中国の小説という感じです。短編なので内容を書くと、数行で終わってしまいますが、味のある本です。

  • 初級を卒業したい人向けにストーリーを読むサブリーダー、二冊目が出ました。シリーズ化するといいですね。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1948年、江蘇省豊県に生まれる。高等学校卒業後、農業に従事しつつ、地方の放送局、県の宣伝部で編集などを行う。1981年、処女作『売驢(ロバを売る)』を発表し、全国優秀短編小説賞を受賞。1984年江蘇省作家協会に入会し、以後、江蘇省作家協会副主席、雑誌『鐘山』編集長などを歴任、作品を発表しつづけている。作品は『趙本夫選集』8巻にまとめられており、代表作には『売驢』『絶唱』『鞋匠与市長(靴屋と市長)』『天下無賊』、長編小説『地母』三部作などがあり、数々の文学賞を受賞している。

「2016年 『涸れた轍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

趙本夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×