ギリシア史 (2) (西洋古典叢書 G 11)

  • 京都大学学術出版会
3.50
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876981144

作品紹介・あらすじ

『ギリシア史』全7巻の後半を収載する。ヘレスポントス周辺海域の情勢(前389年)から、ラケダイモンの覇権、テバイの優位、やがてマンティネイアの戦いに至る。その後ギリシアは戦後の動乱期へ向かう。戦況の記述にとどまらず、ポリス(国家)のあるべき姿と、将(指揮官)のとるべき行動がクセノポン独自の倫理観で描かれている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • クセノポンによるペロポネソス戦争後のギリシャを記した訳本の下巻というか2冊目。訳者である根本先生の解説でも記されているが、ヘロドトスの歴史、トゥキュディデースの戦史と比較すると、ヘロドトスほど叙情的でなく、トゥキュディデースほど冷静でもなく、個人的感想が強い。それでも、軍人でもあるクセノポンらしく、戦場の描写は一番わかりやすいと思う。

  • 国家のあるべき姿、将のとるべき行動を独 自の倫理感で鮮やかに描き出す。2には第五 巻―第七巻、および「解説」「索引」を収 める。

  • これから読む。

全3件中 1 - 3件を表示

クセノポンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×