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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876981144
作品紹介・あらすじ
『ギリシア史』全7巻の後半を収載する。ヘレスポントス周辺海域の情勢(前389年)から、ラケダイモンの覇権、テバイの優位、やがてマンティネイアの戦いに至る。その後ギリシアは戦後の動乱期へ向かう。戦況の記述にとどまらず、ポリス(国家)のあるべき姿と、将(指揮官)のとるべき行動がクセノポン独自の倫理観で描かれている。
感想・レビュー・書評
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クセノポンによるペロポネソス戦争後のギリシャを記した訳本の下巻というか2冊目。訳者である根本先生の解説でも記されているが、ヘロドトスの歴史、トゥキュディデースの戦史と比較すると、ヘロドトスほど叙情的でなく、トゥキュディデースほど冷静でもなく、個人的感想が強い。それでも、軍人でもあるクセノポンらしく、戦場の描写は一番わかりやすいと思う。
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