歴史 1 (西洋古典叢書 G 12)

  • 京都大学学術出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876981175

作品紹介・あらすじ

前431年、ギリシア世界を二分するペロポンネソス戦争が起こった。アテナイに生まれ、自らも参戦したトゥキュディデスが戦争の歴史を著わしたのが本書である。悲惨な戦いや疫病流行などの精細きわまる描写で、ポリスの状況や人々の心理が臨場感、緊張感を伴って遙かに時を隔てて現代の読者に伝わってくる。ペロポンネソス戦争を描き「歴史」に輪郭を与えた極限の構文が、碩学の渾身の新訳でよみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • 現代の歴史の書き方ではなく、アテネとラケイダモン人の戦争の話であった。つまり、戦記であった。平家物語においても単なる戦記だけではない。

  • がんばって読んでいるところ…。

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著者プロフィール

古代ギリシアの代表的歴史家の一人。ペロポネソス戦争を扱った歴史書『戦史』の著者。ペロポネソス戦争が開戦した当初より、この戦争が史上特筆に値する大事件となることを見越して、歴史記述の作業に取りかかる。紀元前430年から2年あまりアテネで流行した疫病を生き抜き、生涯を『戦史』の執筆に費やした。

「2022年 『人はなぜ戦争を選ぶのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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