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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876988303
作品紹介・あらすじ
心は、人間ならば誰でも持っているものでありながらその正体は謎に満ちている。その「心」を脳の情報表現としてとらえると、何が見えてくるだろうか。近年、研究の進展が著しいブレイン‐マシン・インターフェイスの最新の動向や、ニューロンとその回路網の活動を記録し解析する研究など、緻密な実験に基づいて脳内現象を解明する。脳科学の将来には、どんな可能性が待っているのか、謎が謎を呼ぶ研究の醍醐味への招待状。
感想・レビュー・書評
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著者は、D・O・ヘッブによって提唱された「セル・アセンブリ仮説」を紹介し、脳のなかでニューロンが柔軟な構造を取り結んでいくことでわれわれの心が実現されていると考えています。そして、このような脳のダイナミックな活動に実験を通して迫っていこうとする試みが、わかりやすく解説されています。
後半は、自由に動かすことのできる義手などによって実現されつつある、ブレイン-マシン・インターフェイス(BMI)についての研究成果などがとりあげられています。
脳科学研究の現場ではどのような実験を通して脳と心の関係を説き明かそうとしているのかということを垣間見ることができたように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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