- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877233013
作品紹介・あらすじ
●2023年NHK朝ドラマ『らんまん』主人公、牧野富太郎の生き方。
珠玉の随筆集。
好きなことだけをして生きていく。
妻の死、実家の没落、借金、大学での待遇の不遇・・・・・。
いくつもの壁を乗り越えて、好きを貫いた生き方。
やりたいことだけすれば、
人生、仕事、健康、長寿、すべてがうまくいく。
体が弱くいじめられがちな少年だった牧野富太郎。
植物の魅力にとりつかれ才能を発揮してゆく。
「植物学」を独学で習得し、東京帝国大学植物学教室へ。
貧しさや困難に見舞われながらも
「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、
ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生き方とは。
感想・レビュー・書評
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今年のNHKの朝ドラは「らんまん」で牧野富太郎さんが主人公。そこで、前もってお勉強しておこうと、この本を。
「植物が好きなために花を見ることがなにより楽しみであってあくことを知らない。」そして「天性好きな植物の研究するのが、唯一の楽しみであり、またそれが生涯の目的でもある」と、富太郎は好きなことだけをして、一生を駆け抜けました。その夢をかなえる周りには、妻の死、実家の没落、借金、大学での待遇の不遇、いくつもの壁を乗り越えながら・・・。
まさに、朝ドラににふさわしい、「事実は小説より奇なり」の物語のはじまりです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろなところから抜き出して集めただけの内容で重複が多い。
しかも恨み節が多くて、これだと「好きを生きる」ではなく「陥れられたことを恨んで生きる」人生だったのかと思ってしまうほど。(そんなはずはない) -
牧野冨太郎の言葉や生き方を理解した。
13人の子供に恵まれたこと、好きな植物の研究で、生活が苦しかったこと。それでも研究を続けたことは素晴らしいと思う。冨太郎先生、ありがとう。 -
編集者の名前の記載が無いが、あまりに重複部分が多い。またページの無駄とも思える余白の多いのも目立つ。朝ドラの便乗で適当な本を作ったとしか思えない。
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同じエピソードが多くて「またこの話?」って思う。編集するときに、なぜ一つに絞らなかったのだろうか。
この本を読むなら「牧野富太郎自叙伝」を読んだ方がいいかも(読んだことないけど) -
2023年5月25日読了。図書館で借りた。
いろんな本からの切り取りのよう。重複多し。一つ一つのトピックは短くて読みやすいが、古い言葉や漢字の読みが多く、現代人には読みにくい。ルビがあれば良かったのにと思う。なぜないのか不思議。ルビを振るともう少し価格を割高にしないといけないのか? せっかく良いことが書いてあるのに、何度も戻って文脈から考えて、読みを推察した。結局わからない言葉もあったが、いちいち検索しているとすすまないので、スルーしたところもあった。ルビがあれば中学生くらいにも薦められる本だと思ったので、もったいない本。表紙が良いのでなおさら。
購入の際には、一度試し読みをしてからの方が良い。