新・ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論

  • 幻冬舎
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877281281

感想・レビュー・書評

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  • 薬害エイズについて
    図書館で探しまくってやっとあった、ゴーマニズム宣言。
    何でおいてないのだろう、問題になりそうなものはおいてないとか?

    組織については、正直自分の職場について感じていたことがそのまま当てはまってて、
    見事に言葉にしてもらったような気持ちになる。
    組織は個の連帯であることなはず。
    仲間、身内感情。意見が出されない、反逆者はつぶされる。
    本来ひとつの目標に向かって、それぞれのベストを尽くし、意見しあうものであるはずなのに、
    組織としての目標はどこへ?ってことが多くある。


    マスメディアを手段として明確に割り切って、執筆・出演している著者の仕事の取り組み方。

    ○○運動→運動自体が目的になったものへ。

    絶対的正義に対して、人は弱くなる。
    今後、環境問題についても同様のことが起こるのでは?といっていたのは別の本だったか。

  • 小学生の頃から意味も解らず読んでました。
    大人になってからまた開いたら
    とっても面白いって事に気がついた。
    彼の言葉全部が興味深くて知識欲そそる。
    すごいひと。

  • いいことばかりのように思ってた薬害エイズ訴訟運動やけど、目的を失い自己目的化して政治利用されて行ったという点では大学紛争とあまり変わらないものだ。

  • 高校時代の私が一番影響を受けた本。それまでの私がなんとなく疑問を感じていたものの答えが完璧に書かれております。戦争論のせいでまで読んでいない方がおられたら是非読んでみた下さい。

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著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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