38口径の告発 (幻冬舎文庫 こ 7-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286507

感想・レビュー・書評

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  • 『闇の争覇』の前作。何故徳間版文庫は出なかったんだろう…。
    犬養と赤城の関係はこの作品を先に読んだ方が解りやすかったような。
    犬養は堅気で不器用ながら一本筋が通っている自立した大人の男(息子に言わせると妙なとこで抜けてるらしいが)。疲れていても自らに課した仕事はやり通す。今野さんはつくづくこのタイプの男性の描写がうまいと思う。
    それにしても今野さんは“赤城”って名字好きすぎ。私は3人目の赤城さんに出会いました

  • 新宿の裏社会的な場所の診療所で、医者として頼って来た患者はたとえ、相手がヤクザでもマフィアでも全力で助ける医者。だからか、闇の相手からも信頼を得ている。反面、アクシデントにも巻き込まれる。しかしそのアクシデントも、彼の大人びた息子としっかりものの看護師、信頼のおける警察官、闇のサイドの人間とバックアップを受け乗り越えて行く。後2シーリズ、楽しみである。

  • 2008.08.10 読 (借)

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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