モンフィーユ

著者 :
  • アノニマ・スタジオ
3.39
  • (2)
  • (3)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877586041

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ずいぶん前にどこかのブログ様でオススメされていたのですが・・・・どこでだったか思い出せません。無念。
    表紙や中の写真がとても綺麗で、眺め眺め文章も熟読というよりは流し読みで眺め眺め。始終マターリして読みました。癒し系です。
    読んでいて、とても心地よい気分にしてくれます。

    短文と短編ばかりで、一晩に一作品、てなテンポで6月くらいからコツコツ読みました。だー!っと読むのはやめて、ちょびちょびとしんみりしながら読むのがいい本です。あと、夏にぴったりの本かも。

  • モン=山 フィーユ=葉っぱ 

    神奈川は葉山で暮す永井さんのまわりで起こるすべてからつくられている詩やエッセイ。

    以前、お会いして、おはなししたときに、まえに進めず悩んでいるわたしに「とにかくやってみることだね」とおっしゃってくださいました。やっているひとだからこそ言える重みのあることばでした。


  • 本当は もう少し古い

    「words」という小さな本が好き

    十代のころに出逢った 心の道しるべ

    紙の質感も言葉のにおいも すべて すべて

    静かに ふわり と 私の心をニュートラルな状態へと導いてくれます

    たぶん一生大事な本



    この「モンフィーユ」には「words」にのっていた散文もいくつか


    フィーユ(葉)、モン(山)に暮らす 永井さんの本



  • 遠くに住む友人から届いた手紙のように、何度も手にとって読み返したくなる本、その本があるだけで、自分の部屋があたたかく輝いて思えるようなまさにそんな本。

  • 湘南・葉山。人に出会い、空を見上げ、風を感じ、海の香りの中で拾い集めた、季節の小さな断片411と、小さな9つの物語。毎日を暮らすよろこびが、きっと見つかります。

  • 100202(a 100210)300

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

美術作家。1951年東京生まれ。1970年なかごろより写真、ビデオ、ドローイング、インスタレーションなどによる作品を発表。80年代は『BRUTUS』(マガジンハウス)などの編集に関わりながら作品を発表した。1992年、神奈川県の海辺の町に転居。92年から96年、葉山で生活に根ざしたアートを提唱する「サンライト・ギャラリー」を運営。99年には「サンライト・ラボ」を設立し雑誌『12 water stories magazine』を創刊(9号まで刊行)、2003年には「WINDCHIME BOOKS」を立ち上げ、詩集やエッセイ集を出版した。自分でも旺盛な創作をする一方で、各地でポエトリーリーディングの会やワークショップを開催、「誰にでも表現はできる」とたくさんの人を励まし続けた。ワークショップからはいくつものフリーペーパーや雑誌が生まれ、詩人、作家、写真家、フラワーアーティスト、音楽家、自らの表現として珈琲焙煎、古書店、雑貨店やカフェ、ギャラリーをはじめる人などが永井さんのもとから巣立ち、いまもさまざまな実験を続けている。
2011年4月12日に永眠、59歳だった。
2019年、『永井宏 散文集 サンライト』(夏葉社)、復刻版『マーキュリー・シティ』(ミルブックス)、2020年『愉快のしるし』、2022年『雲ができるまで』(信陽堂)が相次いで刊行され、リアルタイムでの活動を知らない新しい読者を獲得している。

「2023年 『夏みかんの午後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永井宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×