- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877587703
作品紹介・あらすじ
大きな森のおくに住むひとりぼっちのキツネ。まっくらな夜、空にかがやくたったひとつの星だけがともだちでした。ところがある日、星がいなくなってしまいます。さみしくてたまらないキツネは勇気をだして-さよならがはじまりになる、心あたたまる物語。
感想・レビュー・書評
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とにかく美しい、美しすぎる!!樹木、植物のつる、星など生地の模様のようなイラストがため息が出るほど素晴らしい。装丁もおしゃれだー。森にすむキツネは一つの星だけが友達。ある日、その星がいなくなってしまう。訪ね回るキツネ。お話も美しい。
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ブク友さんが「とにかく美しい」とレビューに書かれていて、いても立ってもいられず図書館でお取り寄せ。
夜の闇を思わせる群青色の布張りに白い箔押しの文字とイラストの装丁の豪華な絵本。
作者のコラリーさんはイギリスのペンギンブックスの布装版のデザイナー。
表紙を見たときウィリアム・モリスを連想したのだが、出版元のアノニマ・スタジオのサイトで読める作者インタビューを拝読すると、影響を受けた人物にウィリアム・モリスとウィリアム・ブレイクの名をあげている。
ストーリーはシンプルかつ奥深い。
小さくて怖がりなひとりぼっちのキツネが大切なものを失い、また見つけるまでのおはなし。
いろいろ経験した大人であるほど、深く頷けるものがある気がする。
わたしはちょっとウルウルした。
作者のコラリーさんは個人的な体験を元に「自分が本当に信じていること」を書きたかったのだという。
それは、伝わりましたよ。と、コラリーさんに伝えたい。
「特別な5色」だけを使ったという本編のイラストはまさにアート。
買うと3000円以上という高額絵本だが、手元に置いておきたくなる。
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とにかく絵が素敵。
細かくて隅々まで見たくなる。
文字の配置も個性的で。
凄く素敵!
少し切なくて、少し勇気をもらえる本。絵本? -
表紙に惹かれて手にした本
「さよならがはじまりになる、心あたたまる物語」(あらすじから)
そんなおはなし.+*:゚+。.☆
絵がとても好き♡キツネもすごく可愛くてがんばれっ!!て応援したくなります
素敵な絵本でした
アノニマスタジオの絵本好き♡ -
光を注いで、暗い道を明るく照らしてくれる星。昼間や雲の厚い夜に姿が見えない時も、いつもそこにはいてくれる。そんな星が親友の比喩として表わされているところに、あたたかさを感じた。装丁も絵もきれいだった。
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あの星は、親友の比喩だったんだって思いました。そっか、未来とか、希望とか、ゆめじゃないんだって、思って、見方が広がりました。ありがとうござい...あの星は、親友の比喩だったんだって思いました。そっか、未来とか、希望とか、ゆめじゃないんだって、思って、見方が広がりました。ありがとうございます。2018/02/23
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濃紺に白で描かれたキツネと星が美しすぎて一目惚れしました。
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体温を上げる感じるまでもない距離で抱きしめられる感じ。胸に刺さった。デザイン性が高くて、とにかく美麗。ひとりだと感じる夜に読み返したくなるような1冊。
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内容はよくある感じだけど、絵のタッチとしっとりした文章が素敵!!
キツネは大好き。絵本に似合う~。(新見南吉とか)
誰かのプレゼントしたくなる絵本!!