くるみ割り人形

  • アノニマ・スタジオ
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本棚登録 : 103
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877587888

感想・レビュー・書評

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  • 有名だけど知らなかったので、きれいな装丁と挿絵の本を見つけたので購入してみました。

    翻訳なのでなんだか日本語に違和感があったけど、それは国の問題なのかな?
    物語もマリーの夢なのか現実なのか、ドロッセルマイヤーおじさんのお話なのか、混乱しやすかったです。
    時間を空けて読み過ぎたせいか。。

    挿絵はどれもきれいでじっくり眺めながら読めて楽しかったです。

  • ドロッセルマイアーさん。
    お二人いらっしゃったのね。
    そんなこととはつゆ知らず。
    敵か味方かドロッセルマイアーさん。
    そしてご実家のみなさんはこの展開に納得されたのだろうか…。

  • book club 紅茶はアールグレイで と
    クリスマスをきっかけに手に取った絵本。
    このきっかけがなかったら、手に取ってなかっただろう
    布張りのキラキラしている素敵な装丁。
    中の挿絵もすごく美しく、美しい言葉をしっかりと表現していると感じた。
    有名な話なのに、全然知らずにいたので読めてよかった。ねずみという生き物をより恐ろしく感じたし、マリーの純粋さと勇気が素晴らしいと感服した。

    またアノニマスタジオの理念が素敵だったのでここへ。
    アノニマ・スタジオは、
    風や光のささやきに耳をすまし、
    暮らしの中の小さな発見を大切にひろい集め、
    日々のささやかなよろこびを見つける人と一緒に
    本を作っていくスタジオです。
    遠くに住む友人から届いた手紙のように、
    何度も手にとって読み返したくなる本、
    その本があるだけで、
    自分の部屋があたたかく輝いて思えるような本を。

  • あまりにも有名なおとぎ話だけど、詳しい話を知っている人が少ない。私がこの物語に出会ったのは、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』で。「こんぺいとうの踊り」「葦笛の踊り」「花の舞」「フィナーレ」の曲が特に好きで、内容を知らないけれど、おとぎ話の中の世界を多彩な音楽で想像したっけ。外国のおとぎ話らしく、ちょっぴりスリリングで、華やかで心温まるお話でした。布張りの装丁が美しい、クリスマスに子供たちへ読んであげたいお話。めいっこにプレゼントしました。

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著者プロフィール

E. T. A. ホフマン
1776~1822年。東プロイセン、ケーニヒスベルクに生まれる。裁判官となるが、失職後は劇場監督に就任し小説や音楽評論を書き始める。のち裁判官復職後も創作を続け、幻想的で特異な独自の世界を構築した。

「2022年 『ホフマン小説集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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