まちがいだらけの子育て どんな子も脳の「発達特性」に合わせるだけでグーンと伸びるーー6000家族以上の改善指導家と世界的な脳神経外科医が明かす子育ての新常識

  • コスモトゥーワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877953881

作品紹介・あらすじ

9カ月、お腹の中で一緒に過ごし、ようやく会えた可愛いわが子。
とても可愛い。心の底から愛している。
それなのに、なぜか子育てがうまくいかない気がする。
そんなふうに悩んでいるお母さんが増えています。

今、お母さんを取り囲む環境は、とてもシビアです。仕事をもっているお母さんも多く、限られた時間のなかで、仕事と育児と家事をやりくりしなければなりません。お勤めの仕事をもっていないお母さんでも、お母さん同士の人間関係に何かと気を使っていることが多いでしょう。
核家族が当たり前になっているので、身近に育児の相談ができる相手は意外に多くありません。それで、ネットで調べたりすると、もっと行き詰まりを感じてしまうことも。
結局、「こんなにやっているのに、子育てがうまくいかないのは自分が悪いからだ」と自分を責めてしまいます。

この本は、6000家族以上の子育て支援を行なってきた指導家と、世界最先端の脳神経外科医が最新の脳科学に基づいた子育てを解説しています。最大のメッセージは、
「お母さんの子育ての努力が足りないのではない。今、世間で正しいとされている教育方法、子育て方法にこそ、間違いがある」
ということです。
子育てがうまくいかないと感じているとしたら、その原因はお母さん自身にあるのではなく、子育ての方法にあることに気づかされます。もしかしたら、これまで常識とされていた子育ては、まちがいだらけの子育てかもしれないと気づかされます。

子育てとは脳育てである。
子どもの脳の発達にはそれぞれ特性があり、その子の脳の発達特性を確認して、それに合わせた子育てをすると、どんな子も伸びる。

本書は、そのためにすぐ実践できる子育て方法を紹介しています。
まず、子どもの脳の成長・発達を妨げる親の対応について、いままで寄せられたお母さんたちの悩みの代表的な例を挙げながら解説しています。
☆「この子、このままでちゃんと話せるようになるのかな?」
☆「いつになったら、この子は親と意思の疎通ができるのかな?」
☆「がまんして座っていられないのに小学校でやっていけるのかな?」
☆「この子、集団の中にうまく入れるのかな?」
☆「お前の子育てが悪いと言われて、母親のわたしは、どうすればいいのかな?」
☆「つい子どもを叱ってしまう、こんなわたしは母親失格じゃないかな?」
☆「悩みを誰にも相談できないわたしが変なのかな?」

3つのステップを経て進んでいく子どもの脳の発達を明らかにし、お母さんさんが子どもの脳の発達特性を確認して、今はどんな働きかけがいいのかが一目でわかる「発達検査表」の使い方が紹介されています。
とくに子どもの人生を幸せにするには
「楽しくがまんする回路」
「やればできるという自信の回路」
「楽しくあいさつする回路」
「相手の立場で考える思いやりの回路」
という4つの回路を子どもの脳に形成すること。
そのための子育て方法がわかりやすく紹介されています。

著者プロフィール

1950年茨城県北茨城市生まれ。76年3月横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程修了。経営学修士。ジャスコを経て常磐大学職員、常磐学園短期大学学内講師、桜美林短期大、産能短大、日本航空高校、国土交通省・住宅産業研修財団などの講師を務める。1988年より幼児教育に携わり、2008年までに30人以上の知的障害児が劇的に改善。その指導方法を広めるべく2009年、一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会を設立。現在同協会代表。すでに6500家族以上の相談指導を行なっている。同時に、子どもの未来を支援するための家族教育にも力を入れ、『子ども未来支援機構』の理事長も務める。

「2021年 『子どものことばが遅い 出ない 消えた 「なんで?」——ことばの発達障害は家庭で改善できる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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