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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877986100
作品紹介・あらすじ
ある日、突然、「名誉毀損」で訴えられた。この理不尽な裁判に対応しているなかで、スラップ(SLAPP)という言葉に出会った。米国スラップ被害防止法のしくみ・背景、日本の事例を取材、報告し、日本でのスラップ被害防止法の立法化を訴える。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/744334詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分に不利な言論活動をした人物を疲弊させ、その口を塞いでしまう為に民事訴訟を起こすスラップ訴訟という裁判制度の悪用について記した一冊です。スラップ訴訟の恐ろしさは、民事訴訟なので手軽に敵対する相手を提訴することができる上に、提訴を被告側が棄却することは現在の日本ではまず不可能なところにあります。著者は、その訴えられた時の大変さを自らの体験に拠って著しています。 本書の第4章には、スラップ訴訟の判例が載っていますが、説明不足で分からない部分が2か所ほどあったのは残念でした。終章には、スラップ訴訟を起こされた時の対処法が詳細に記されており、こういった事件に詳しい弁護士の連絡先までが載っている貴重な一冊です。
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