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- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784878921315
感想・レビュー・書評
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八神柔善との戦いの後、警戒に当たる不知火忍軍の前に、伊佐波家の食客となっている中国人の「使い手」が現われます。「使い手」の名は、王刀虎(ワンタオフー)。彼の魔剣「摩破羅」を宿すのは、Iカップのメガネメイド曹唯梨(ツァオウェイソー)です。不知火忍軍は、王たちの圧倒的な力の前に、あっという間に壊滅状態に追い込まれてしまいます。
一方駿助たちは出雲の地で、七海家の当主である七海三平の指導のもと、邪霊と戦う修行をおこなっていました。ところがその日の夜、駿助は彩夏に誘われます。昼間の修行の反省会という名目で、彩夏はみずからの宿す魔剣フロミナを取り出すよう、駿助を促します。魔剣を取り出すためには、宿体の女の子にエッチなことをしなければならず、駿助はいつになく色っぽい彩夏にドキドキしながら、彼女のオッパイやデルタ地帯に、おずおずと手を伸ばします。
ところがそこへ、流花が姿を現わし、彩夏の抜け駆けを厳しく問いつめます。すると彩夏は、とつぜん目に涙をためて、駿助のことが好きなのだと告げると、そのまま走り去ってしまいます。駿助たちは彩夏のあとを追いますが、彼女の姿を見失ってしまいます。そしてその後、彩夏の行方を探していた光志の前に王が立ちはだかり、八神柔善によって彩夏の身柄が確保されていることを告げます。こうして、新たな戦いの幕が開かれることになります。
駿助をめぐるヒロインたちの恋の駆け引きが、ラブコメっぽい雰囲気をかもし出していて、楽しんで読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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