ほのおの保育物語: 広岡キミヱの足跡と生涯

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878934636

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  • これまで保育などには関心が無く、保育園、幼稚園では何を教える、などと、考えたことも無かった。しかし幼児期こそが価値観や人生観に直結するものを総合的に育てる時期で、また保育者自身がそれを左右するものであることを知った。その大事なものを教わったことは自分では覚えていないため、その重要性、教えてもらったことに対する感謝の思いを持つことは無いことが指摘されているが、この本を読まなければそれに気付くことは無かった。
    広岡キミヱの生涯を通じた、人生のあり方を示唆するものでもあった。

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著者プロフィール

笹倉明(ささくら・あきら)作家・テーラワーダ僧
1948年兵庫県西脇市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。80年『海を越えた者たち』(すばる文学賞入選作)で作家活動へ。88年『源流裁判』でサントリーミステリー大賞、八九年『遠い国からの殺人者』で直木賞(第101回)を受賞する。主な作品に、『東京難民事件』『海に帰ったボクサー昭和のチャンプたこ八郎物語』(電子書籍)『にっぽん国恋愛事件』『砂漢の岸に咲け』『女たちの海峡』『旅人岬』『推定有罪』『愛をゆく舟』『超恋愛論』『雪の旅ー映画「新雪国」始末記』(電子書籍)』『復権―池永正明35年間の沈黙の真相』『愛簡殺』『彼に言えなかった哀しみ』等。近著に『出家への道―苦の果てに出逢ったタイ仏教』『ブッダの教えが味方する歯の二大病を滅ぼす法』(共著)『老僧が渡る知恵と悟りへの海』(Web〈つなごうネット〉連載)、『山下財宝が暴く大戦史』(復刻版)『詐欺師の誤算』(論創社)『ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行』(佼成出版社)がある。2016 年チェンマイの古寺にて出家し現在に至る。

「2024年 『老作家僧のチェンマイ托鉢百景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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