茅原の瓜: 小説関藤藤陰伝・青年時代

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878936401

作品紹介・あらすじ

第7回岡山・吉備の国「内田百〓@6BE1@文学賞」長編小説部門受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 関藤藤陰は岡山県笠岡出身の偉人である。

    子供の頃から名前だけは知っていたが、どんな人物で何をした人かは知らなかった。

    この本は10年ほど前に読んだ。
    読んでびっくりしたのは、関藤藤陰が本当に凄い人物だったとわかったからだ。

    若き頃は、頼山陽の愛弟子であった。
    山陽はいずれ藤陰を自分の養子にと考えていたという。

    やがて老中阿部正弘に仕えるようになる。
    福山藩 藩政の頂点まで登りつめながらも歴史に埋もれていた藤陰をここまで丁寧に掘り起こしてくれた作者に感謝である。

    とにかく、おすすめの一冊である。

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著者プロフィール

栗谷川 虹 (くりやがわ こう)昭和12年生まれ。著述業 
〔著作〕 『宮沢賢治 見者(ヴォワイヤン)の文学』 (洋々社) (全国学校図書館協議会選定図書) (昭58)、 『木山捷平の生涯』 (筑摩書房)、『宮沢賢治 異界を見た人』 (角川文庫)、 『備中の二人』 (第四回岡山・吉備の国文学賞優秀賞) (平10)、『白墓の声 横井小楠暗殺事件の深層』 (新人物往来社) (平16)、 『茅原の瓜 小説関藤藤陰伝・青年時代』 (作品社) (第7回岡山・吉備の国 「内田百閒文学賞」 長編部門最優秀賞) (平16)、他多数

「2021年 『山田方谷 至誠惻怛の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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