- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879544551
作品紹介・あらすじ
分裂病から統合失調症へ、最新情報と対処のしかた。病気の特徴・治療から、リハビリ、日常での接しかた、最新の研究成果まで。
感想・レビュー・書評
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2、3人の統合失調症患者の方々と接する機会が過去にあったのですが、正直結構不条理な応対をされたり、突如キレられたり、「それでも私は被害者だ」とただただ人に迷惑をかけるだけかけておいて開き直ってむしろこっちを批難してきたり、どうも彼女達の頭には「謝罪」という言葉がないのかというような、もはや人間ではなく何かモンスターと接している気分でした…。優しくされて当然!という姿勢も、妙に恩着せがましいところも全部気持ち悪かったです。本当に。
そんな当時を振り返って、あのモンスター達は一体どうしてああだったのだろう…と思い彼女らの説明書のようなものはないものかと手に取ったのが本書です。
読んではみたのですが…やっぱり相容れない、私にとっては『モンスター』以外の何者でもなかった、どうする方法もなかったのだと思い知っただけでした。
一発ずつ殴ってすっきりしてから、お別れすればもう少しこの行き場の無い気持ちはマシだったのかもしれません…。
「できることなら統合失調症患者とは関わらない方がいい」というのがただ確認できるだけですが、どうしてもその患者さんと関わらなくてはならない切羽詰った状況にいるなら、1度読んで彼らから涌いて出る面倒からの防御策・回避策を知っておくといいかもしれません。
しかし、はっきり言います。
統合失調症患者と関わっても、心底嫌な思いこそしますが良い事はほとんど無いです。(全く無いと言っても過言ではないでしょうね…。)
あなたの時間の、人生の無駄になる事は間違いない。ということだけ、私の得た教訓としてここに記しておきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
患者さんとその家族向け。