ようこそ！ 葉っぱ科学館 (植物たちの声を聞く たえこ先生のわ！ 観察記)

著者 : 多田多恵子

• 少年写真新聞社 (2019年1月19日発売)

作品紹介・あらすじ

「葉っぱ」はいつも狙われています。草食の虫や動物だけではなく、日陰や乾燥、暑さや寒さも強敵です。だから「葉っぱ」は生き残るため、たくさんの葉っぱをつくり、毒を持ったり、背丈を伸ばしたり、暑さ寒さを防いだりして、さまざまな知恵を働かせています。

感想・レビュー・書評

[あきぼさんの感想 · 2021年4月18日]

小学生が読むには結構難しめだった。

[k123bookさんの感想 · 2020年8月26日]

葉っぱの図鑑みたいだった。

[akiuwaさんの感想 · 2019年4月11日]

[墨田区図書館]

図書館で見かけて借りてきた。
手に取った瞬間は、よくある顔に見える葉っぱとかの写真集かなとも思ったけれど、表紙裏にある、単子葉植物、双子葉植物の葉っぱの写真とかは、ちょうど復習させたり実際に近いイメージを掴ませるのにいいかも？

ただ、読み聞かせに使えるかなと思った割には、横長だけど、目に付いた現象の紹介というか、参考書絵本というか？横長づくりの割には、参考/説明文のような作りだったのがやや残念だけど、表/裏表紙のつるつる加工とか、写真の鮮やかさとか、"何か"がパッと目を惹く作り。どうも新シリーズみたいだし、この多田多恵子さんの本、少し意識して探してみよう。

[マカロンさんの感想 · 2019年3月16日]

葉っぱのメカニズムを興味をそそられる写真とユニークな表現の解説で紹介。見開きページごとにへえ！と、ほお！が満載。植物って賢い！

著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了、理学博士。現在、立教大学、国際基督教大学、東京農工大学、早稲田大学非常勤講師。植物の繁殖戦略、虫や動物との相互関係などをフィールドでワクワク調べ、自然観察会やＮＨＫラジオ「子ども科学電話相談」、本や図鑑、絵本の出版など広く啓蒙活動にも力を注いでいる。科学的な植物の知識の普及に貢献した功績により、第29回（2021年）松下幸之助花の万博記念賞松下正治記念賞を受賞。著書に『したたかな植物たち』（春夏篇・秋冬篇、ちくま文庫）、『美しき小さな雑草の花図鑑』（山と溪谷社）、『種子たちの知恵』（NHK出版）、『図鑑NEO 花』（小学館）など多数ある。

「2021年 『野に咲く花の生態図鑑【秋冬篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」