悪夢への変貌―作家たちの見たアメりカ

  • 松籟社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784879842794

作品紹介・あらすじ

豊かさと平等を標榜する「理想の国」アメリカ。建国時からオバマ大統領の「Yes, We Can.」に至るまで、その理想は高々と掲げられ、人々を導いてきた。しかしその一方でこの国は、その理念・理想を裏切るような、複雑かつ困難な問題をいくつも抱え込んできた。人種問題、貧困問題、暴力・リンチ、家庭の崩壊……そうした現実に、アメリカ文学はどう立ち向かってきたのか。19世紀から現代に至るまでの、代表的なアメリカ文学作家(ホーソーン、メルヴィル、ジェイムズ、ヘミングウェイ、フォークナー、バース、パワーズなど)のテキストを通して、理想と現実のはざまで苦しむ「アメリカ」を、作家の想像力がいかに描いてきたかをたどる。

著者プロフィール

京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
アメリカ文学専攻、とりわけメルヴィル、ホーソーン、ポオなどいわゆるアメリカン・ルネサンスの作家たちを中心に研究。
著書に『「他者」で読むアメリカン・ルネサンス』(世界思想社)など。

「2010年 『悪夢への変貌 作家たちの見たアメリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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