現代版ホメロス物語

  • 而立書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880594040

作品紹介・あらすじ

古典ギリシャの情熱的普及者でアテネ市名誉市民のルチャーノ・デ・クレシェンツォが、トロイア戦役をホメロスになり代わり、16歳の若者レオンテスを介して語りつくす。
5年前から消息不明の父は戦死したのか、それともトロイア人の捕虜になったのか─。この父を訪ねて上陸したトロイアで、レオンテスはいろいろな出会いをはたす。毒舌のテルシテス、俗物で搾取者のアガメムノン、残忍な暗殺者アキレウス、名うてのごろつきオデュッセウス、それにレオンテスと愛を交わすヘクタ……かの絶世の美女ヘレネにそっくりなのだが、果たして本人なのか? クレシェンツォ神話学の集大成!

著者プロフィール

1928年ナポリ生まれ。ナポリ大学卒業後20年間IBMイタリア支社に勤務。1977年TVに出演後、処女作『クレシェンツォ言行録─ベッラヴィスタ氏かく語りき』が爆発的なベストセラーとなったのを機に転身。その後、数多くの書物を出版し、世界25ヶ国で計1800万部以上刊行。テレビ司会者、映画監督、脚本家、俳優としてマルチな活躍をしてきた。
主な邦訳書に『物語ギリシャ哲学史Ⅰ、Ⅱ』『楽しいギリシャ神話ものがたり』『疑うということ』『クレシェンツォのナポリ案内』『ベッラヴィスタ氏分身術』『クレシェンツォ自伝』『ベッラヴィスタ氏 ユーモア名語録』『現代版ホメロス物語』ほか。

「2018年 『放課後の哲学談義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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