4つの「原発事故調」を比較・検証するー福島原発事故 13のなぜ?

  • 水曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880653068

作品紹介・あらすじ

福島第一原子力発電所事故における民間、東電、国会、政府……。4つの「報告書」を読み直す。

『福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』
『福島原子力事故調査報告書』
『国会事故調 報告書』
『政府事故調 中間・最終報告書』

しかしこれら報告書に関するメディアの分析や解説、内容を精読しても、震災事に福島原発で何が起こっていたのか、何が原因なのか、事故後の対応のは適切だったのか、責任は誰にあったのかなど、重要な部分はなかなか見えてこない。
本書は4つの報告書を比較・精査し、「13の疑問」として科学ジャーナリストらが客観的に再検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 【要約】


    【ノート】

  • 福島原子力発電所の事故調査委員会の報告書は4種類出ています。

    国会事故調査委員会報告(国会から委嘱)、
    独立事故調査委員会報告(民間事故調査委員会、背景・スポンサー不明)
    政府事故調査委員会報告
    東電事故調査委員会報告

    4種それぞれに非常にボリュームが有り、一番最初に刊行された独立事故調査委員会報告諸(ディスカバージャパンより刊行)の読みやすさや批判精神、推測される事象に対する討議を経てまとめられているところには大変好感が持てたけれど、その他の2者(東電版は入手できなかった)は何より分量が多すぎて対照しながら読むのに非常に難儀した。

    そこでこの4種類の調査書を比較検討するというタイトルに惹かれて手にとったのだが、科学技術ジャーナリスト会議のまとめたものにしては扇情的でやや科学的根拠や示すべき論拠が示されないままに話が進んでいっているように感じられた。

    自分自身がまとめ用にももう少し政府事故調、国会事故調を読み込まなければならないなぁ、と痛感させられる報告書シリーズでした。繰り返し読み、何が起こってどうなったのか、自分の頭のなかで再構築していかなければ、と思っています。

  • 4つの原発報告書(民間、政府、国会、東電)について比較・検証した本。筆者が複数居て、13の疑問についての考えを書いている。筆者により、構成はまちまちであり、まとまりがない感じがする。

  • もっと報告書を引用して比較するのかと思っていたが、どうも書き手の考えを読まされている感覚がぬぐえない。直接報告書にあたったほうがいいだろう。

  • う~ん、、、

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    「福島第一原子力発電所事故における民間、東電、国会、政府……。
    4つの「報告書」を読み直す。
    『福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』
    『福島原子力事故調査報告書』
    『国会事故調 報告書』
    『政府事故調 中間・最終報告書』

    しかしこれら報告書に関するメディアの分析や解説、内容を精読しても、震災事に福島原発で何が起こっていたのか、何が原因なのか、事故後の対応は適切だったのか、責任は誰にあったのかなど、重要な部分はなかなか見えてこない。
    本書は4つの報告書を比較・精査し、「13の疑問」として科学ジャーナリストらが客観的に再検証する。」

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著者プロフィール

元朝日新聞科学部長

「2012年 『4つの「原発事故調」を比較・検証する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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