- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880861753
作品紹介・あらすじ
詳しいけれど、むずかしくない入門書。クシマクロで美しく、健康になろう。世界的カリスマ・久司道夫氏が基礎から実践までわかりやすく解説します。食材ショップ・レストラン料理スクール情報も掲載。
感想・レビュー・書評
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陰陽五行の東洋思想がベースにあるだけに、解説は感覚的なものが多い。が、一道を拓いた突破力を感じる内容。
やりだせばとても奥深いだろう事が感じられる。
●ギリシャ語の「マクロバイオス」は、「大いなる生命」という意味。マクロビオテックでは自然の秩序と調和のとれた生活をすることによって、健康と平和な心が保たれることを目指す。
●マクロビオテックは、正しい食事を取り続けることによって人間の心と進退を自然の摂理、宇宙の秩序と調和させ、人間が持つ崇高な精神性を高めることを目的としている。
●病気とは宇宙や自然と心身の不調和が何らかの障害としてあらわれたものに他ならない。逆に言えば宇宙の秩序と調和を保つ限り、心身の不調和など起こりえない。
●傲慢さは最終段階の病気。陽性の傲慢さは自分の利益や欲望に固執する。陰性の傲慢さは排他的であったり、閉鎖的な性格や行動となって現れる。傲慢さは、全ての病気と不幸を招き寄せる最大の原因。
●人は食べたものに似る。世界平和を実現しようとするなら、食べ物がその重要な鍵になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『マクロビオティックが幸福をつくる』の先行本。これを先に読んだらよかったな、と思いました。今は両方読んだので、頭もすっきりです。
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『やさしくはじめる』というタイトルの通り、とにかくわかりやすい。
マクロビの本は、ストイックな食事療法を紹介するもの、そもそも陰陽を理解していない中で全てを陰陽で解説する本、マニアックな宇宙の法則を話する様なちょっとぶっ飛んだものなど色々あるけれど、そのわかりづらさや「できなさそう」と感じる様な入りづらさを全て解消する本でした。 -
とても深い。
本来自然に営まれた食生活は、現代の発展によってこうも乱され、複雑で理解のできない神秘主義的なことのようにみえてしまう。
それを本来の姿に戻すのに、分かりやすく体系的に現代人訳されたのがマクロビなのだ。
病気やストレスのない状態は理想郷なのではなく、忘れ去られた本来の姿なのではないか。
科学や知識が発展した代償は偉大なるサイクルの忘却とそれへの理解力の遺棄であるのかもしれない。
わかりやすく体系化されたマクロビから学ぶべきことは多いだろう!
2010.5.27 -
世界的にマクロビオティックのトップ指導者である、久司道夫先生の入門書。著者の入門書は数多くありますが、中でもはじめてマクロビオティックに触れる方には、読みやすいと思います。途中、疾患別マクロビオティックのアプローチや、望診方法の基本をわかりやすくまとめてあるので、ビギナー以外の方や、すでにマクロビオティックのインストラクターをされている方にも、参考になります。
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完全マクロではないもののマクロの考えに共感し、できるだけ近づきたいと思っている今日この頃
クジマクロは一般人でもとっつきやすく、理解するための最初の一冊としてこの本はベストだと思っています。 -
陰陽だの宇宙エネルギーだのは正直あまりピンとこないけど、口に入れるモノが人間の健康を作るっていうのは至極当たり前なこと。ちゃんと体にいいもの食べないとな〜とこれまでの自分を振り返って反省なのです。
体質改善の一歩として、まずは玄米ご飯はじめようかな〜。 -
マクロビオテックの始まりからその基礎が網羅されている。
やや難しいところはあったが、考え方にはとても共感できる。
もっと日常生活に役立つ具体的な方法を勉強したくなった。 -
初めて買ったマクロビオティックの本だが、すごく分かりやすく、とても参考になった。
初心者には、お勧めである。