原爆の秘密 (国外編)殺人兵器と狂気の錬金術

著者 :
  • 成甲書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880862323

作品紹介・あらすじ

ついに狂気の殺人兵器がその魔性をあらわにする。その日ヒロシマには天皇保身の代償としての生贄が、ナガサキには代替投下の巷説をくつがえす復讐が、慟哭とともに知る、惨の昭和史。

感想・レビュー・書評

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  • 原爆は、アメリカのトルーマンが落としたわけではない。
    核の本当の闇明らかにしてくれている。
    やや、強引な記述も見られるが、ほぼ正しいのではないか。
    ヒトラーの不可解な行動の理由もわかる。

    ガレキ問題も実はこちらにつながっているのではないかとさえ、考える

  • 原爆開発と日本への投下は最初から国際金融支配勢力によって
    ビジネスとして仕組まれた筋書きだった
    パールハーバー事件もアメリカ参戦のために
    モンロー主義であるアメリカの国民をそそのかすそ一手であったようだ
    911も同じ筋書きで国民と世界の世論をだましての正義の戦争なのだ

    原爆はナチスドイツにおいてハイゼンベルクを中心に開発されていたが
    ヒットラーの決断で中断される
    それは後援者であるイギリスのロスチャイルドに止められたとか
    あるいはウラン等の資材や金銭的援助を得られなくなったからだともいう

    その上で英国での開発よりもアメリカを選んだ
    チャーチルがアメリカ陸軍のスティムソンを動かし
    融通の効かないルーズベルトの変死とイエスマンのトルーマンの台頭となる
    更には英国王室と組みモルガンのデュポン・ロックヘラーのメロンなどの
    アメリカ金融と産業の実業界を配下にして新たな軍需産業に取り組んでいく

    日本側の窓口としては軍とは別のルートとして
    クエーカーでつながり天皇と直結する吉田茂のヨハンセングループがあり
    日本通でモルガン一族の国務長官ジョセフグルーを通じて
    ウォーバーグの情報員である白洲次郎につながり
    吉田・樺山・貞明皇太后・天皇と言うルートで交渉を重ねていく

    天皇制の存続と広島小倉新潟長崎の原爆実験の交換条件がととのい
    米としては敵前上陸の危険を避け原爆ビジネスの効用をすべて果たすことができた
    グルーは戦争中も三菱・昭和通商などと闇で石油や鉄くず鉱物資源を日本に売っていた

    軍や政府の一部ではソ連に終戦の間を取り持ってもらうべく動いていたが
    スターリンに逆ねじをくらうことになる

    この続きは「國內編」へと続き
    天皇保身の代償として広島が生贄になり長崎は小倉の身代わり説を覆して復讐とか?


    二度目のダイジェスト
    取材を繰り返して数ある裏情報を丹念につなぎあわせ
    世界規模の原子力村が作られた過程とその目的を
    表向きの見せ掛け情報だけにとらわれず
    総括的にまとめた大作である

    国際原子力村は力の支配に取り憑かれた者達によって作られた
    その裏の頂点にはロスチャイルドが要となって権力機構に隠れながら
    金と権利の飴と脅しと暗殺の鞭を巧みに駆使して
    世界中の権力機構を操って来た

    被害者であるはずのニホンも例外ではなく
    幕末以来多くのスパイや工作員が養成されて
    天皇を頂点とするニホンの権力機構を作り上げていく
    盲桟敷に置かれた被害者は国民達である
    中でも原爆投下の計画に関して言えば
    白洲次郎や駐日大使グルーを通して天皇と直結することで
    日時場所被害者などの設定に関して調整したようだ

    すべてはロスチャイルド一家を頂点とする
    世界制覇のための権力の統合であり
    世界の民をすべて支配し搾取することに依存することを目的としており
    その実態を見ることができる

    ヒットラーを傀儡とするナチスを養成して世界大戦という混乱に持込
    ユダヤ虐殺をさせることで悲劇の民を作り出してイジメと同情を対立させ
    その一方では生産を伴わない破壊によって商取引の場を起こし
    漁夫の利を得ると言うストーリーは
    搾取を可能にする余剰生産物を生み出して以来面々と続いてきた

    そして戦後の平和利用にも被爆地代表として広島の参加が宣伝効果をもたらす
    ロスチャイルドの配下となった日本の財閥と政府は
    それ故に国民を騙し税金を垂れ流して54基と言う大量の原発を立ち並べてきたし
    これからも必死になって原発を推進する立場にシガミツコウトするだろう

  • ★5つ これが真相かもと思わせる

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著者プロフィール

鬼塚 英昭 1938年大分県別府市生まれ。別府鶴見丘高校卒業後、上京。中央大学法学部で学びながら数多くの職に就く。学費未納で中退後、故郷・別府にて家業の竹細工職人となる。傍ら、国内外の膨大な史資料を渉猟・読破、関係者にも精力的に取材を重ね、郷土史家として私家版の歴史書を上梓。その後、タブーを恐れぬ問題作を次々に公刊、昭和天皇の隠し財産を暴いた『天皇のロザリオ』、終戦史の暗部に斬り込んだ『日本のいちばん醜い日』などで多くの先鋭的な読者を獲得、インターネット上の論戦を巻き起こした。その陰には超人的な読書量があり、郷土・別府での焼酎と珈琲をこよなく愛す毎日があった。2016年1月25日急逝。

「2016年 『田中角栄こそが対中売国者である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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